わが家はこれから別荘地に定住用の新居を建てるにあたり、取り入れる「換気システム」に悩んでいます。
建売住居やマンションなどは既に換気が付いていて、住む側に選択権がありませんのでむしろ悩むことはありません。(私のように住みだしてからこれは自分には合わないな~、となる事はあるかと思いますが、受け入れるしかないですよね。)
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今はコロナ禍でこんな換気がお薦めされていますが・・・家庭では現実的ではないです。

第一種換気を希望すれども
現在、東京で第三種換気のマンション住まいですが、外気がそのままの温度で入ってくるので冬も夏もあまり使いたくないと思って、止めてしまっています。

標高1100mの寒冷地に建てる新居は、外気がそのままの温度で入ってくると冬が寒すぎる! と思って第一種換気にしたいと思っています。第一種換気は給気も吸気も排気も機械で行い、空気の熱交換をするので、冬はある程度暖めた空気が入ってきます。夏はある程度冷やされた空気が入ってきます。

とてもいいじゃないか! と思うのですが、建築業界では第一種換気を標準装備する大手ハウスメーカー、コストとメンテナンス性から第三種換気をお勧めする工務店があったりと考え方は様々です。

高気密高断熱住宅のスウェーデンハウスさんは、第一種換気が標準装備ですが、何故か寒冷地は「本場スウェーデンと同じ第三種換気を採用」と謳ってます。寒冷地では高断熱の家の中で石油ファンヒーターや薪ストーブを焚くので、オーバーヒート対策? 凍結対策? 奥が深いです。

第一種換気にもいろいろ
第一種換気は給気と排気の両方を機械で行います。1台で熱交換しながら排気と給気を行う多くの設備が熱交換機能を有しています。これも全熱交換式(熱と湿気を交換する)と顕熱交換式(熱だけを交換)があります。
全熱&顕熱
※ネットからイメージお借りしました。

全熱交換は熱と湿度を交換するので夏は室内の除湿された状態を保ち、冬は室内の乾燥を防ぎます。その反面、臭いなども湿度と共に部屋に戻してしまいます。

顕熱交換は湿度をそのまま取り込んだり排出したりするので、冬は部屋が乾燥気味になり、夏は室内に湿気を入れてしまう。しかし、寒冷地では全熱交換式だと部屋の乾燥が進み過ぎるので顕熱交換式が良いとする向きもあります。

全熱交換式を選択かな
わが家は夏場の湿度対策の方を重視して、第一種換気の全熱交換式の採用を考えています。別荘地なので森に囲まれて、街とは違い湿度が高めだろうと想定しています。

と、一旦ここまで考えましたが、寒冷地であえて第三種換気が採用されている理由が気になります。
次は給気をどうするかで悩みました。


導入編的、わが家の「家の換気①」はこちらです~

 
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