アルコールを殆ど飲めない体質の身としては、酒好きのだんなが飲んでいる時に批評を聞きながら、それをちょっと舐めるか嗅ぐ程度しかできません。それでも多少香りがいいとか飲み易い、嫌な味がしないというのは分かります。

お薦めのジン
ジンというとアルコール度数が高くて、穀類から作られた蒸留アルコールにジュニパーベリーなど(ボタニカル)で独特の香りをつけた酒です。通好みで、日本人は普段あまり飲まない種類ですよね。

その馴染みにくいジンですが、比較的香りが良く、美味しいのがこのフランス産「PARIS DRY GIN」。私も少し舐めてみましたが、いい香りです。
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※パッケージも洒落てます

日本向けの特別仕様
この「PARIS DRY GIN」の日本向けオートクチュール「COSMOS GIN」もあります。だんなが久し振りに出かけたワイン会で、「COSMOS GIN」を提供したところ、あまりの美味しさにあっという間に開けられてしまったとか。45度あるのに・・・

特別仕様では、更に日本人に合う香り付けにされているのがミソです。酒好きの方(特にワイン好き)は香りにこだわるので、その志向に十分耐えうるんでしょうね。
因みにビールにほんの少し垂らすと、美味しくないビールでも格段に美味しくなるとか。

国産クラフトジンブームが仕掛けられましたが・・・
一時、これからはクラフトジンだ、と国内各地に蒸留所が幾つもできました。多くが自前で醸造せずにアルコール(ベーススピリッツ)は購入し、香り付けだけを行っています。
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しかし、製造条件の6000L/年を半分も満たせていない蒸留所が多いのが現実です。今は既得権で存続していても、今後は製造免許を取り消される事になります。「美味しさ」も重要ですが、各社、販路を計画通り確保できないでいます。

ご紹介したジンのオートクチュールをプロデュースした方も、ジンを日本で作る事は時期尚早と、フランスでの製造を継続する意向だそうです。


南信に新しくできるワイナリーについて少しご紹介しました。酒造りは酒の種類で細かく製造免許が分かれ、年間の最低製造量も規定されます。1つの免許で何でも作れる訳ではないそうです。


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