9月から住み始めた南信の仮住まいアパート、どう見ても低気密低断熱です。本格的な冬を迎え、最低気温が-8℃くらいになる日も珍しくありません。流石に家のあちこちで感じる冷気が気になります。そこで、ささやかな冷気対策を施しました。
1231河原
※家の周りも、天竜川の河原も白くなる日が増えてきました

低気密低断熱アパート
この低気密低断熱アパート、3大熱橋はサッシ、玄関ドア、台所の換気扇です。
かろうじて窓は2重ガラスですが、サッシは当然の如く残念なアルミです(結露もひどく、ある朝はサッシの内側が凍結していました)。しかも窓が10ヶ所もあるので、このアルミによる熱損失は相当なものです。

また、玄関ドアからの冷気が凄いんです。全く気密性と断熱性が感じられません。特に酷いのがドアの中心に設けられた郵便受け口。これがぺらぺらのアルミ1枚で、ドアの真ん中が全開に等しいです。信州の住宅にこれは無いだろう(-_-;) ドア全体の結露も激しいので、全く断熱性能の無い超すかすか仕様です。

台所の換気扇もファン1枚のぺらぺら構造です。もちろん、ここからも冷気が下りてくるのを如実に感じます。
換気扇で寒い
お家賃がリーズナブルなので、致し方ないのでしょうが・・・まさしく不健康住宅です。

安い材料で対策
窓サッシの対策は今のところカーテンだけですが、換気扇と玄関は100均で買い集めた材料で断熱シートの仕切りを設置し、何とか冷気に抗おうとしています。仕切ってみると、断熱シートの向こう側は冷え冷えなので、相当効果ありです。
1231玄関仕切り
  ※断熱シートを吊るして玄関を仕切った状態

断熱シートで仕切って超冷え冷え状態になった玄関は、野菜や果物の保存に役立てています。
1231玄関仕切り巻き上げ
  ※簾巻きを取り付け、巻き上げを可能にしました

余談ですが、この玄関の断熱シートが何故か室内側に引っ張られるんです。換気扇など回していなくても、玄関側の冷たい空気の方が圧が高い理由が解らないです。

こちらは換気扇の自作仕切り。
1231換気扇仕切り
断熱シートをマグネットで張り付けられるようにしました。
風が強い日は換気扇から逆流してくるので、断熱シートの剥がれ落ち対策に更に磁石を追加して留めてます。


こんなアパート住まいですが、それでも暖房はエアコン1台のみ。24時間連続稼働で、全館かなり快適です。


よろしければ読者登録下さいまし<(_ _)>  ブログランキング・にほんブログ村へ

#断熱シート
#エアコン
#連続稼働
#電気代
#暖房
#南信州
#冷気対策