現在、わが家は別荘地に建てる「高気密高断熱」「耐震等級3」の家を施工いただく工務店さんを探しています。先日、工務店候補のK社さんの完成見学会に行ってみました。

これまでわが家はモデルハウスや住宅展示場の類には一度も行っていません。初めて、完成見学会で最先端の高気密高断熱住宅を拝見しました。

外壁に驚く
現地でまず目を引いたのが、これまで見たことのない外壁でした。漆喰より粗い土壁の様な、でも強固な塗り壁・・・自然素材の「シラスそとん壁」だそうです。風合いがとても素敵です。
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よくモルタルと比較されるようですが、違いは防水性が高いこと。九州のシラス台地のシラスが原料で、防水と透湿の機能を持ち、半永久的にメンテナンス不要なんだとか。そんなすごい壁があるのか! と初めて知りました。
建築家の伊礼智先生が開発に関わり、よく採用されているので、伊礼派の様式を踏襲する住宅で使われることが多いようです。

難点はお値段です。左官仕事で職人さんが塗って仕上げるため、一般的な外壁に比べ100万円以上は高くなるそうです。

こだわりの注文住宅
家族構成、立地条件などお施主様の環境に合わせて充分に考えられた間取りでした。総2階で、玄関部分だけ膨らませてあります。30坪とは思えない広さを感じました。

2階は実質ひと間になるLDK+小上がり和室で構成され、全方向に窓があり、とても明るく開放感がありました。隣家と視線が交差せず、それでいて植栽は目に入るように窓も配置されています。これなら人目を気にしないで、生活できそうです。

内装もシンプルに
県産カラマツの無垢フローリングの足触りが柔らかく、造作の家具類も建具もシンプルな木製です。壁は全て白い漆喰風の壁紙で、デコラティブな要素がない潔さでした。
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天井との境に配置される見切り部材を使わないのも伊礼流かと思いました。部屋がスッキリ見えて、これも大変魅力的でした。

空調など
ダクト式の第一種換気を採用され、床下エアコンの暖房と、2階エアコンの冷房のみで30坪の家の空調は完結していました。
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※造作の収納棚にすっきりと収められた床下エアコン

因みに、気密性能はC値が0.19と超ハイレベルです。

私達が考える住宅性能の基本はすべて網羅されていて、共感するところの多い住宅でした。
わが家の新居計画とは断熱方法などの違いはありますが、社長さんの印象通り、家作りの方向性は私達と同じ向きだと実感しました。


今の所、施工をお願いする工務店さんの第一候補と考えています。初回のご相談時の印象はこんな感じでご報告しております。


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