最強寒波到来の日、飯田初のワイナリー「クロド テンリュウ」では、名産のリンゴを使ったシードルの仕込みが行われていました。

糖度15° のリンゴ果汁
今回のシードルは飯田市の座光寺で栽培された『ふじ』を使用します。生食でも戴きましたが、とても大きくて甘く、適度な酸味と歯ごたえが美味しいリンゴです。
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※これがB級品とは思えません。ちょっとでもキズがあるとアウトなんだそう

JIS規格では糖度12° あれば良しとされるリンゴ果汁ですが、この『ふじ』から搾汁された果汁は糖度15° でした。丁寧に芯を取り除いて搾汁しているから、より糖度が高いそうです。
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ストレートのリンゴジュースとしても大変美味しいこの果汁を使って、贅沢にシードルを仕込みます。

オリジナルのタンクで一次発酵
一次発酵に使うタンクは、ワイナリーのオーナーが考案したオリジナルのステンレスタンクです。このタンク、超有名ワイナリーでも採用されているそうですよ。
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※愛称はサリーちゃん

サリーちゃんに3階から果汁を投入。一次発酵も特殊な酵母を使う事で、味に深みとまろやかさが加わります。
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瓶内二次発酵後に出荷予定
発酵後に炭酸ガスを注入して作られるシードルも多いなか、クロド テンリュウでは製法に瓶内二次発酵を採用しています。瓶内で酵母が生み出す、自然な泡が楽しめるシードルになります。
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このように他の醸造所が行わない製法や設備を駆使して、美味しさを追求しています。

今回仕込んだシードルは、初夏に販売される予定だそう。暑さが感じられる季節には、きりっと冷えたシードルが味わえそうですね。


前回の「クロド テンリュウ」レポートは甲州の収穫風景でした。

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