高原の小さな家で快適別荘ライフ

設計士さんによる、小さくて高性能な住宅を建て、夫婦2人で八ヶ岳の自然に囲まれた生活を目指して計画進行中です

2021年08月

冬にお手伝いに伺ったリンゴ畑が実りの季節を迎えたそうです。

リンゴの収穫
2月に剪定作業をお手伝いしたリンゴの木も、無事に実が付いたようです。素人が威勢よく適当に切ったので心配していましたが・・・
早くも完熟した実が落ち始め、先日収穫したそうです。
20210824リンゴ収穫
※品種はつがるです。これで200㎏程あります。

この秋、シードルになる予定
これらのリンゴは生食用ではなくて、シードルに仕込まれます。シードルを作る新工場も鋭意、建設中だそうです。

因みにシードルはフランス語で、英語ではサイダーです。イギリスでうっかり「サイダー下さい」って言うとシードルが出てくるのかな?

シードルブーム?
国内ではクラフトビールならぬクラフトシードルが増えていて、既に200社くらいで作られています。殆どワイナリーが兼任していて、特に長野県に40社近くが集中しています。というのも、長野県内の4地域にワイン・シードル特区が国から認定されていて、官民でシードルの事業化を推進しているんです。
シードル
※あくまでもイメージです。私は下戸なので・・・

シードルはアルコール度数が3~5%と低めです。折しも健康志向なのかコロナ禍の影響なのか、お酒のトレンドはノンアル・低アルコール志向だそうで、シードル市場も拡大しているとか。
落ちたり傷ついて廃棄されるリンゴの有効利用と相まって、リンゴの産地はシードルブームが来て欲しいですよね。


春のリンゴ畑の様子は、こちらでご報告しておりました。

デーツ入りのパンを焼いたご報告ブログで、中国地方の読者さんからオタフクソースのデーツ押しのことを教えて頂きました。(いつもご覧いただきありがとうございます!)
実は私、オタフクソースもブルドックソースも中年になるまで知りませんでした。というのも、生まれ育ったエリアは東海だったから~!

ソースはコーミ
30年以上前の話です。当時はまだ、これほどまでにネットが普及していなかったので、他地方の食文化になかなか触れられる機会はありませんでした。

東京営業所の部長のご親族に、著名な某ソースメーカー社長家の方がいらして、直下の課長が凄いステイタス感でもってそれを説明してくれるんだけど、当時の私は「(心の声)犬のソース? 何だろう」と、まったくもってピンとこずに笑ってスルーしてました。(今なら「はは~っ」と、正しいリアクションが取れると思う。)

と、いうのもコーミソースかカゴメソースしか見たことなかったから。当時のコーミソースのTVCMは、大女優の山本陽子さんがにっこりと「い~い味です!」と出演されていたのが印象的でした。
コーミソース
※今のコーミソースのパッケージは、めっちゃ名古屋感出してますね

という訳で、ソースの覇権
コーミソースがどこまで通じるのか気になって、ネットで調べてみました。
流通ニュース ソース市場
※出典:流通ニュースさん

オタフクソース派とブルドックソース派で、日本が東西でほぼ分断されているんですね。その中で目を引く、東海エリアのみコーミソース優勢現象。東京のスーパーで見たことなかった理由がよく判ります。

醤油よりもソース
実家の食卓では醤油と並んでソースが必需品でした。私自身はそれほどではありませんが、父と弟はソース好き。フライはもちろん、トンカツ、お好み焼き、焼きそば、野菜炒め、炒飯、卵焼き、目玉焼き、カレー、シチュー、ハンバーグ、焼肉、サラダ・・・天ぷらにもかけてました。

ところが、社会人になってこじゃれた和食のお店なんぞに行くと、“ 天ぷらは塩、特に抹茶塩などで食べるのが通 ” みたいな雰囲気で、それ以外なら天つゆか、最低限醤油までが許容範囲。
ソースをかけようものなら「はぁ?! ありえないんだけど(失笑)」と、相当小ばかにされる感じで、あれもこれもソースじゃないの?という私の常識はすっかり萎縮してしまいました。

だんな(関東出身)はソースの使用範囲が更に限定的で、フライとお好み焼きにのみにかける程度。それ以外にかけようものなら、「何その下品な食い方」的な雰囲気を醸し出してくる・・・食卓でのソースの肩身が狭く、私もほとんど使わなくなってしまいました。

更に追い打ちをかけるようにアレルギーで、卵を使う料理が食べられなくなってしまいました。唯一、潤沢にソースをかけていたメニューのお好み焼きも、今は食べることができません。
お好み焼き
※ふっくらアツアツのお好み焼き、食べたいなあ・・・以前はよく晩御飯に焼いてました

ソース自体は乳・卵は使われていないので食べても大丈夫なのです。改めてわが家の食卓でもソースを見直してみたいです。


前回の暇ネタは、骨折が一向に治らない愚痴でした。


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#遅延型アレルギー
#食物アレルギー
#ソース
#コーミソース

昨年末に会社を辞めて無職なので、雇用保険を受給しています。ハローワークでの支給手続きがいよいよラストです。

210日間の受給期間、終了
雇用保険の支給期間は一般的な150日間に、新型コロナの特例措置で60日間の延長期間がプラスされ、210日間、受給しました。それも遂に、終了です。

まさかの減額
ところが、ハローワークにラスト受給手続きに行ったところ、8月1日以降の支給金額が減額されると告げられました。
え?! そんなことあるの?
受給減額
「毎月勤労統計」で平均給与が下がっているので、それに合わせて受給金額も減らされるそうです。そんなぁ・・・

住民票も変更
いずれにしても、これでハローワークに通う事もなくなり東京に縛られる要素が無くなったので、いよいよ引越し手続きに入ります。とっとと手続きして住所も変更します。

とはいえ、これが面倒ですけどね。手続きが沢山ある「引越し」は、基本的には嫌いです。仮住まいから新居への引越しの際も、もう一度あるのかと思うとうんざりします。
家の引越し


ハローワークでの前回の受給期間延長の話題はこちらでご覧いただけます。


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わが家はこれから別荘地に定住用の新居を建てるにあたり、設計事務所「エスネルデザイン」さんに設計を依頼しています。自由設計で家を建てるという事は、思い通りの家が出来るという反面、沢山の選択肢から考えて選ばなければなりません。

使ったことがあるものならば自分の経験が判断材料にできますが、未知なものについても選択していく・・・これが結構、難しい。何しろ消耗品と違って、軽い気持ちで選べないのが家の設備。一度導入すると、簡単には交換できませんからね。中でもわが家にとって難しい選択が「換気システム」でした。だんな曰く「換気の沼にはまった」です。

換気システムって何ぞや?
現住マンションの引き渡しの際に、軽く「これが24時間換気のスイッチです。基本的には入れっぱなしにしておいて下さい」と言われたのが、いわゆる換気システムとの最初の遭遇です。

2003年に住宅の換気(1時間で家の半分の空気を入れ替える)が義務付けられて、換気システムが必須になったので、マンションにも付いてました。でも、何だか分からないけど24時間換気しておかなければいけないんだ、と思ったのは最初だけで、実際には24時間通年で動かしたいと思う代物ではありません。
換気扇で寒い
というのも、私にはすーすーして寒いんです。いわゆる第三種換気というもの。各居室(寝室、リビング、和室)に給気口(壁を貫通する筒に簡単なフィルターと蓋が付いてる)があり、家の中心にある洗面所から強制排気するだけの単純なものです。

入浴中はすーすーして寒いし、冬は冷気が入ってくるので寒いし、夏は折角冷やしているのに、熱気がそのまま入ってきます。1年の半分(1~6月)はだんなが花粉症なので外気を入れたくありません。まともに稼働させるのは秋だけ、ということになってしまいました。

先輩宅の換気システム
標高1100mに定住用別荘を建てようとなってから、那須高原の別荘地に定住された「別荘住まいの先輩」宅を訪問しました。その時初めて見たのが、ロスナイという第一種換気システムでした。

各部屋にエアコンの様な、エアコンより小さいものが天井近くに取り付けられていて、常に稼働音がしています。何だろうと思い、換気システムの義務付けや第一種換気を教えてもらったのでした。
ロスナイ
※三菱電機さんのロスナイ

これ1台で熱交換をして外気を暖めて室内に取り込み、汚れた室内の空気を廃棄する、ダクトレスの換気設備です。ダクトレスなので、各部屋に1台づつ必要です。

那須高原ですから冬はそれなりに寒いエリアです。薪ストーブを中心に考えられた家なので、気密はそれほど高くなく、日中の不在時も薪ストーブは火をつけたまま外出されるそうなので、ロスナイの選択だったのかなと思います。(ダクト有りのデメリットを説明いただいたのですが、その時の私にはまだピンときてませんでした。)

でも、ちゃんと外気を暖めてから部屋に取入れる換気の機械があるんだという事は理解しました。

わが家の定住用別荘にも第一種換気
最初に新居の設計を相談したのが別荘地の管理会社から紹介された一級建築士さんでした。住まいの要望としてUa値とかC値とか、耐震等級3とともに第一種換気を希望します、と言ったときに怪訝な顔をされました。「第一種換気は不要でしょう、第三種換気しか(設計前例は)ありません」。
換気システム
今考えてみたら、当然です。別荘専門の設計士さんだったので、作る建物は「快適な気候で夏の仮住まい」です。殆どの場合、熱交換システムなんて不要なんです。(以前はエアコンも設置しない物件が多かったそうなので、いかに夏が快適で涼しかったか・・・。)

でも、真冬ー15℃以下になっても当該地に住まうわが家としては、それでは困ります。東京ですら、第三種換気システムが私には合わない、という事は実感済みです。
と、いうことで第一種換気システム(とUa値とかC値とか、耐震等級3)に理解のある設計士さんを探すことになりました。

換気シリーズ、続く予定です(気力が持てば)。お暇ならお付き合いください。


前回の家の設備関連は鍋の話題でした。でも、鍋って家の設備って言うかな?

 
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遂に、完全植物性の高級食パン風の角食パンが出来上がりました!
乳・卵が食べられないアレルギーの身としては、巷で流行りの高級食パンは遠巻きに眺める事しかできません。構想を練り続けて、ようやく及第点のパンです。

アクセントはデーツのカルヴァドスキャラメル
バターを焦がして作るキャラメルも、食べられない食品です。
デーツを水で戻してなめらかにしたキャラメル代用品のアイデアをネットで見つけました。
0818デーツキャラメル
※デーツは有機マジョール種を使用しました

デーツの種を抜いて、水とカルヴァドスで戻してからミキサーにかけ、熱でアルコールを飛ばしました。砂糖を使わずしても甘味充分です。

食パン生地も完全植物性
高級食パンにはバターや生クリームなどがたっぷり使用されています。それらを使わずに何とかあのしっとりもっちり感を出したいと常々思っていました。

アーモンドミルクと豆乳では粉っぽかったので、今回はココナツミルクとココナツオイル、豆乳マーガリンを使いました。砂糖は一切使わずハチミツ入りです。

焼き上がりました!
デーツのキャラメルを巻き込んで焼いてみました。巻き加減がまだ素人です。
0818デーツ角食

いざ、実食!
こ、これは大人の高級食パン! しっとりもっちりです。
植物性だけで、砂糖も一切使わずこれが食べられるなんて・・・充分です。意外とクセのあるココナツ臭は感じません。
0818デーツ角食断面
デーツキャラメルのカルヴァドスが効いた大人味です。ただ、食感はキャラメルというよりは餡子・・・これに関してはもう一捻り必要そうです。

一応、だんなにも食べてもらいましたが「これは旨い!」と、パクついていました。


カルヴァドスを使ったパン、あんパンでも試してみました。


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