高原の小さな家で快適別荘ライフ

設計士さんによる、小さくて高性能な住宅を建て、夫婦2人で八ヶ岳の自然に囲まれた生活を目指して計画進行中です

カテゴリ:住宅建設 > 自邸建設

現在、わが家は別荘地に建てる「高気密高断熱」「耐震等級3」の家を、エスネルデザインさんで設計して頂いています。参考の為に最近、住宅の完成見学会に幾つか行ってみました。

伊礼智先生の規格住宅
住宅設計の第一人者、建築家・伊礼智先生の規格住宅「i-works」。1.0から4.0まで4タイプあり、全国の工務店さんによって建てられています。4.0バージョンを見学できる機会があったので伺いました。

8月の暑い日でしたが、引き戸の玄関から足を踏み入れてみると、冷房を入れていなくても家屋内は暑くありません。高断熱性能が感じられます。

外観の雰囲気が近いです
一見、平屋に見えますが、実は2階建て。外観は黒塗りの板張りです。この雰囲気はわが家が希望する新居の外観に近いものがあります。
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大変おしゃれな新興住宅地の一角に建てられた住居で、外構も広いです。こちらの住宅地は、景観を保つための細則がかなり厳しいそうです。

i-works4.0-A 
この住宅は、i-works4.0-A、マキタモデルと称される間取りとお見受けしました。

引戸の玄関を入るとすぐキッチンがあります。それに続くダイニングは、吹き抜けと大きな引き違い窓で充分な開放感が得られています。小さな薪ストーブも設置されていました。
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※これが「吉村障子」

リビングを象徴するこの大きな窓は、高気密な引き違い木製サッシです。メーカーは長野県内です。それに日射を抑えるルーバー、網戸、更に伊礼建築に欠かせない吉村障子(吉村順三先生が開発した障子)と4層構造で、大変凝った造りになっていました。

2階にはロフト風の、天井勾配をそのまま活かした子供部屋が2部屋と、全熱交換型の換気設備を設置した1畳程の小部屋がありました。

天井の意匠が特徴的
リビングの吹き抜け天井が大変特徴的でした。木の梁が幾つも張られた勾配のある天井です。その意匠を壊さない為に薪ストーブの煙突は屋根出しではなく壁出しにし、軒を削って立ち上げてありました。
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これこそ「神は細部に宿る」でしょうか。

フローリングは米松
ウッドショック当初は輸入木材の価格が高騰しましたが、現在はそれに引きずられた国産材の価格上昇で、輸入木材の方が安価な場合もあるそうです。この住宅ではその時、比較的安価だった米松をフローリングに採用されていました。

変動が読めないので、価格を優先するなら木材の種類はその時の判断になるそうです。

ハーフユニットバス
なんとお風呂の壁が木です。リゾート地の旅館のお風呂のような佇まい。こ、これはとても魅力的! 造作の木の引戸がつけられています。
これ、LIXILの「ハーフユニットバス」なるものだそうです。こんな事ができるんですね。
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※木の壁のお風呂は、ちょっと気を使わないときれいに維持できないそうです

他にも見所が沢山ありました。さすが「伊礼先生がシステム設計した住宅」と、銘打たれた住まいです。シンプル&ナチュラルなスタイルを好むなら、選択肢の一つだと思います。わが家もそうありたいので、共感するところの多い住まいでした。


先日は、施工をお願いしたい工務店さんの完成見学会にも行ってみました。こちらも理想的な住居でした。


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現在、わが家は別荘地に建てる「高気密高断熱」「耐震等級3」の家を、エスネルデザインさんで設計して頂いています。そのエスネルデザインさんが設計された住宅の完成見学会に行ってきました。

自然素材の杉板外壁
これまでエスネルデザインさん設計の住居を現物で見たことがありませんでした。ようやくその機会に恵まれました。エスネルさんの特徴でもある無塗装の杉板を横張りした外壁で、遠目からもすぐにわかります。
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高基礎と2階リビング、植栽で住み手を外部の視線からかわしているのですが、拒絶感がなく暖かみがあります。工業デザインでも作り手の人柄を反映するもんだなー、と前々職で実感した事がありましたが、家も同じですね。
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※玄関も山小屋風で好みです♪ 木製ポストもかわいいですね

内装と照明
外壁同様、内装も基本は無垢材です。床材は無塗装の長野県産ヒノキを使用されていました。国産針葉樹の中ではヒノキが比較的硬いそうです。

照明は基本、手の届く位置に取り付けられ、居住者の手で交換可能なシンプルなものを選ばれていました。傘の無い丸い照明は全方向を照らし、少ない数で明るく感じさせると見受けました。
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壁は壁紙ではなく、AEPによる耐水性のある塗装です。水性アクリル塗装なので有機溶剤系の臭いは全くしません。色の選択肢も豊富で、安価で、汚れたり剥がれたりした時の塗り直しも簡単なんだそうです。

(これ、前のマンションで壁紙に耐水性を持たせるために、トイレだけ壁紙の上からDIYで塗った塗料かもです。)

私は昨年まで住んでいたマンションで、20年近く経つと壁紙がどうなるか見てきました。それ故、壁紙にはちょっと辟易しているところがあります(継ぎ目が浮く、隙間が空く、下地によって変色する、等 → 単にリフォーム時期だっただけですが、結局放置)。そのため新居には漆喰や珪藻土など自然素材の塗り壁を希望していますが、施工費が相当お高そうです。
やはりおすすめのAEP塗装かなぁ・・・

絵画的なFIX窓
もう一つエスネルさんが良く取り入れられるのがサッシ部分を隠したFIX窓です。サッシが隠されると窓が景色をスパッと切り取って、さながら1枚の絵画のように見えてくるからあら不思議。かっこいいですね~
こちらはキッチンのFIX窓。
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↑写真が下手なのでかっこよさが伝わらないですが、この後、夕暮れ時の空の変化が刻々と見えて、素敵でした。実物を見ると良さが実感されます。

トリプルガラスの樹脂窓はサッシ部分がアルミより幅太で、窓枠の存在がかなり主張されてしまいます。(それをどうとらえるかは好みの問題で、私は気にしません。)
この施工なら窓枠が覆われて、見た目スッキリするだけでなく、更に窓の断熱性も向上するのかな? わが家にも何ヶ所かこういったFIX窓を設置頂く計画です。

高基礎の床下は100cm
これだけ高さがある床下はメンテナンスの為だけでなく、収納としてもいかんなく機能します。
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わが家の計画はこれよりも高く、140cmの高基礎になるので更に出入りしやすくなります。また、床下エアコンを採用するので、床下が家の中で最も暖かい場所になるのかな。

わが家のデザインは・・・
残念ながらわが家はエスネルデザインさんの設計でありながら、外壁は木材を断念し、ガルバリウムになります。理由はキツツキの脅威です。街中と違い、壁に穴を開けられてしまう懸念があります。

別荘地という自然を楽しめる立地でありながら、自然素材の外壁を採用できないのがちょっと心残りです。(ささやかな抵抗で、一部には焼杉を上貼りして頂く予定です。)
これから様々な難関があるとは思いますが、わが家も早く家を建てて住みたいな!


先日は、施工をお願いしたい工務店さんの完成見学会にも行ってみました。こちらも理想的な住居でした。


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現在、わが家は別荘地に建てる「高気密高断熱」「耐震等級3」の家を施工いただく工務店さんを探しています。先日、工務店候補のK社さんの完成見学会に行ってみました。

これまでわが家はモデルハウスや住宅展示場の類には一度も行っていません。初めて、完成見学会で最先端の高気密高断熱住宅を拝見しました。

外壁に驚く
現地でまず目を引いたのが、これまで見たことのない外壁でした。漆喰より粗い土壁の様な、でも強固な塗り壁・・・自然素材の「シラスそとん壁」だそうです。風合いがとても素敵です。
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よくモルタルと比較されるようですが、違いは防水性が高いこと。九州のシラス台地のシラスが原料で、防水と透湿の機能を持ち、半永久的にメンテナンス不要なんだとか。そんなすごい壁があるのか! と初めて知りました。
建築家の伊礼智先生が開発に関わり、よく採用されているので、伊礼派の様式を踏襲する住宅で使われることが多いようです。

難点はお値段です。左官仕事で職人さんが塗って仕上げるため、一般的な外壁に比べ100万円以上は高くなるそうです。

こだわりの注文住宅
家族構成、立地条件などお施主様の環境に合わせて充分に考えられた間取りでした。総2階で、玄関部分だけ膨らませてあります。30坪とは思えない広さを感じました。

2階は実質ひと間になるLDK+小上がり和室で構成され、全方向に窓があり、とても明るく開放感がありました。隣家と視線が交差せず、それでいて植栽は目に入るように窓も配置されています。これなら人目を気にしないで、生活できそうです。

内装もシンプルに
県産カラマツの無垢フローリングの足触りが柔らかく、造作の家具類も建具もシンプルな木製です。壁は全て白い漆喰風の壁紙で、デコラティブな要素がない潔さでした。
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天井との境に配置される見切り部材を使わないのも伊礼流かと思いました。部屋がスッキリ見えて、これも大変魅力的でした。

空調など
ダクト式の第一種換気を採用され、床下エアコンの暖房と、2階エアコンの冷房のみで30坪の家の空調は完結していました。
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※造作の収納棚にすっきりと収められた床下エアコン

因みに、気密性能はC値が0.19と超ハイレベルです。

私達が考える住宅性能の基本はすべて網羅されていて、共感するところの多い住宅でした。
わが家の新居計画とは断熱方法などの違いはありますが、社長さんの印象通り、家作りの方向性は私達と同じ向きだと実感しました。


今の所、施工をお願いする工務店さんの第一候補と考えています。初回のご相談時の印象はこんな感じでご報告しております。


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わが家は南信の高原に移住して、定住用別荘を高気密高断熱の長期優良住宅で建てようとしています。そして同時に、現住マンションの売却も開始しました。

家を売るのは初めてです
家を買う事より、売ることの方が少ないですよね?
私も親兄弟も家を買った事はありますが、まだ売った経験は無いんです。今回、住みながら売却を始めたので、要領がよく分かりません。その場になってから、マズいぞ(家の中が)・・・と、じたばたしてます。

これからは「家は売るもの」
今回マンション売却にあたって普段から「家というものは、いずれ手放すもの」という意識を持っておくべきだと気づきました。
都会暮らしだと、ライフスタイルに合わせて住み替えていくケースが多いと思います。マンションは特にそうだと思います。
(だから賃貸がいい、という考え方もありですよね。でも、持ち家は資産形成という側面もあります。今は高いから買うタイミングじゃないとは思いますが。)
マンション売却213
施工当時に最先端だった設備もいずれ時代遅れになるし、修繕積立費はどんどん高くなるし、老朽化して建て替え時期になっても住民の意見はまとまらないし、という話をよく聞きます。高齢になってからババ抜きのババを最後に掴まないために、売却と住み替えで生き抜いていかないと。

これから別荘地に建てようとしている家も30~40年後、いずれ売却の時期を迎えることになります。家は売るもんだと意識して暮らすべきだなあ、と身をもって知りました。なんせ家は冥土にもお墓にも持っていけないですから。
住宅販売軽

新築の家も売却を想定
現在、エスネルデザインさんに設計して頂いている定住用別荘は、長期優良住宅認定を取得予定です。
許容応力度計算による耐震等級3をクリアし、高気密高断熱性能も「Ua値0.3以下」「C値0.5以下」を必須条件としてます(Ua値は、Heat20 G3における築物省エネ法の地域区分2の基準0.2を目指したい)。標高1100m以上の厳冬期でもたった1台のエアコンで全館快適に空調される、超省エネ住宅が希望です。
太陽光発電も蓄電池もしっかりした容量を持って、かつ薪ストーブも入れます。
雪の中の家模型
30年後には今目指している性能が、新築住宅では恐らく一般的になっていると思います。その時でも、
性能負けしない住宅になるはずです。

別荘地では異例の高性能住宅かも
当該別荘地にはこのような高性能住宅は殆ど無いんじゃないかと思います。と、いうのも何社か現地の設計会社や施工会社に当たったんですが、耐震も高気密高断熱もウチが希望するレベルは設計したことが無い、やれませんという会社ばかりでした。
(でも1軒だけ、建設中の別荘にI条工務店の垂れ幕を見かけたような。)

施主側も、夏に数日滞在するだけの別荘にそんな住宅性能は求めないし、それよりもデザイナーにお金かけてカッコイイ建築にしますよね。(デザイナーは1級建築士でも、許容効力度計算による耐震や高気密高断熱の設計技量が無いことが多いです。)
実際、別荘地内を車で走ってみると、こっち側の窓を通して向こう側の景色が見える、全開スケスケ別荘とかありますもん。

そんな土地柄に、ちっちゃいながらも反骨精神を持って定住用の高性能住宅を構えます。スケスケ別荘は30年後には住めたもんじゃないでしょうけど、わが家の住宅性能は十分あります。
家の見た目もきれいにして、将来に渡って資産価値を維持し、来るべき時期には適正な価格で売りたいですから。日常から住む側の意識が大事になってきますね。


長期優良住宅とは、そしてそれを目指すべき理由はこちらでご覧いただけます。


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