高原の小さな家で快適別荘ライフ

エスネルデザインさん設計による、小さくて高性能な住宅を別荘地に建設中です。夫婦2人で八ヶ岳の自然に囲まれた生活が始まるのももうすぐです。

カテゴリ:住宅建設 > 家の性能

新居に入居後も5月中にみぞれが降り、0℃まで外気温が下がった日がありました。こんな寒い日でも、わが家は6畳用のエアコン1台で家じゅう隅々まで寒さ知らずです。
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※早朝、家の周りはガスっています

さすがに窓ガラスが結露?!
こんな寒い朝はさすがに窓ガラスが結露している・・・と思いきや、よく見ると結露しているのは窓の外側! 内側は全く結露していません。
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これまで住んだ住居(実家の戸建てやマンション、アパート)では、0℃まで気温が下がるような日に暖房を使っていれば、間違いなく窓の内側が結露していました。というか結露して当たり前、という感覚でした。

ところが新居では窓の内側はまったく結露しないのです。高気密高断熱住宅、かつトリプルガラスの樹脂サッシ窓の効果を早速実感した日でした。

この家の真の実力はこんなものではないはず。居住地は厳冬期に-15℃以下になる寒冷地なので、高気密高断熱住宅の真価を発揮するのは次の冬までお預けです。

ちなみに昨冬を過ごしたアパートでは
引越し前に下伊那で住んでいたすかすかの安アパートでは、厳冬期の窓はこんな有様でした。
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複層ガラス窓の内側がバリバリに凍ってます。窓ガラスはもちろん、サッシ部分も酷かったです。
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いかにも低気密低断熱住宅を象徴する現象でした。


すかすかアパートではあれこれ寒さ対策に知恵を絞ってました。もうそれも過去の話です。

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#高気密高断熱住宅
#トリプルガラス
#樹脂サッシ
#窓の結露



最近、昨年のとある記事が当ブログの人気No.1になってます。それは、わが家の夏のエアコンの使い方を紹介した記事です。
暑い部屋

エアコン1台で全室冷房中
一昨年の夏、南信州の仮住まいアパートに引越ししました。以来、あまりの低気密低断熱にうんざりしつつ、夏も冬もエアコン1台の全室空調でしのいでいます。

昨年7月に、冷房の24時間連続稼働を記事にしました。それがこちら。

この記事が1年経った今、よく見られています。連日のこの暑さに皆さん辟易してるんでしょうか。でも電気代も気になるし、実際どうなの?ってことで検索されているようです。

今夏は更にバージョンアップ
熱気対策のバージョンアップと言っても、大した事ではありません。冬に導入して効果的だった「スタイロフォーム作戦」を夏も実行中です。

カインズで買ったスタイロフォームを窓枠の幅にカットして、アルミシートを片面に張り付けた単純なものです。
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これをよく晴れた日中は窓枠にはめ込み、カーテンも閉め切って太陽光をシャットアウトします。もちろん、エアコンは点けっぱなしです。
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※スタイロフォームを窓にはめ込んだ様子

このすかすかアパート、どうも屋根裏の断熱性能非常に低いんです。(も、ってことは他も酷いんですが。)なんせ、2階の中心にある押入れがとても熱くなるので、推して然るべきです。
更に、恵那山を望む風光明媚な掃き出し窓からは、午後から日没までさんさんと光が差し込み、とても開放的で明るいお部屋です(-_-;)

こうなるとこの時期だけは太陽が憎々しい存在以外の何物でもありません。その太陽光の侵入を少しでも防ごうという、苦肉の策です。
(賃貸なので、窓枠に簾やサンシェードの取り付け加工はしない方が良いと判断しています。)

軒ゼロ&大開口&天窓って…?
TVで個人住宅の紹介番組を拝聴していて私がすごく気になるのが、今風の住宅で軒ゼロ、太陽光を取り入れるための大開口&大天窓、という組み合わせのお宅。
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※窓の方角にもよるとは思いますが・・・(イメージです)

概して軒が無く(室内を広くするため?)、1階は四方をほぼ壁で覆って(往来や隣家の視線をかわすため?)、シュッとしたデザインになってます。おのずと採光は2階以上や天井からとなり、1階まで光を届かせるために大きな開口になっているようです。

こういうお宅に住まわれて、室内に差し込む太陽光に対して真夏、どないされてるんやろ?
超高性能の窓や、高気密高断熱の家なら大丈夫なんでしょうか。やはり簾やサンシェードを活用とか?

因みに別荘地のご近所さんはサンルームで失敗した、と言われていました。信州の標高1,150mの避暑地ですら、今や天窓は暑すぎて要らないそうです。


冬のスタイロフォームの使い方とその結果はこちら。断熱効果は抜群です。

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#連続稼働
#全室冷房
#スタイロフォーム
#南向き窓
#天窓

物騒なタイトルを付けましたが・・・
わが家は南信で初めての冬を過ごしています。そして、この仮住まいアパートの浴室の寒さに辟易しています。予想はしていましたが、寒冷地にあってこの低気密低断熱のすかすか度合いは酷すぎます。

こんな住宅環境が当たり前の感覚では、この地でのヒートショックのリスクが高くなるのは当然かと思いました。

交通事故死より多いヒートショック
今の仮住まいは国道に面しており、近くに総合病院があるのでよく救急車が通って行きます。冬の夕刻、その音を聞くとヒートショックで運ばれているのではないか、と想像してしまいます。何故なら、長野県のヒートショック死者数は交通事故死より多いのです。※平成29年長野県、ヒートショック死者数181人、交通事故死者数79人

誰もがご高齢の方には交通事故に気を付けるよう進言されますし、車の安全性能もどんどん進化しています。でも、ヒートショック死の方が多いのに、あまり注目されていません。車の安全対策と同様に、ヒートショック対策としても住環境の改善が必要なのでは?
ヒートショック イラスト
因みに長野県のヒートショック死者数は全国第14位。住宅性能の低さが表れています。

恐ろしいお風呂での孤独死
わが家が一時的に住んでいる南信のこの町も人口は減少傾向にあり、高齢化は進んでいます。一人暮らしの高齢者も増えていると思いますが、お風呂での孤独死は最悪の事態になりかねません。
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ヒートショックは暖かい部屋から寒い脱衣所で裸になって、冷え冷えの浴室を経て、熱い浴槽に浸かった時に起こりやすいです。
今は自動で追い炊き機能がありますから、浴槽の中で孤独死すると、発見されるまで遺体はずーっと40℃前後で加温され続けます。それが数週間発見されなかったらどうなるか・・・

考えたくもありません。
それが起こりえるのがこのアパートのように性能の低い住宅で、居室暖房しか行わない住まい方です。

せめてわが家では
わが家はこのすかすかアパートに抗う為に、冬の間、エアコン暖房を連続稼働させて家じゅうを暖めています。脱衣所とユニットバスのドアも開け放ち、リビングの暖かい空気を送り込んでいます。(安アパートなので、浴室にも脱衣所にも暖房設備はありません。)一人出ればまたユニットバスのドアを開け放ちます。浴室の湿気は、屋内の加湿に役立てています。

残念ながら新居の竣工予定は来年(の春?)なので、もう一冬この仮住まいアパートで耐えなければなりません。性能の低い住宅ですが、家の中で室温差が発生しないよう、とにかく自衛しています。


因みに、どれだけ酷い低気密低断熱のすかすかアパートなのか、こちらでご報告しています。


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#南信州
#ユニットバス
#ヒートショック
#孤独死
#低気密低断熱
#局所暖房
#風呂


わが家はこれから高原の別荘地に定住用住宅を建てます。その為にとても重要視している住宅性能が「高気密高断熱」です。
市が運営するエコハウスのモデルハウスが見学自由と知ったので、参考になるかと見学に行ってみました。2010年に国のエコハウス事業で各地の自治体によって建てられた20棟のうちの1棟です。

環境省のエコハウス事業のモデルハウス
高気密高断熱の住宅建設に真剣に取り組んでおられる事業者の方々が、多数指導を仰がれている東大の前准教授。その前先生が、このエコハウス事業の一連のモデルハウスを調査されたことで、(当時の)日本のエコハウスというもののバラつきや考え方の違いがありすぎることが判り、「エコハウスとは何か」という事により深く取り組まれるきっかけになった、と仰っていました。

偶然その1棟が市内にあると知り、これだ!と思っていそいそと見学に行きました。

りんご並木のエコハウス
向かったのは市内のど真ん中、りんご並木の超一等地に東向きに建つ大きな2世帯住宅(をイメージして建てられた)です。当たりに似つかわしくない木造建築で、そのままカフェか高級料亭に出来そう。2016年、天皇皇后両陛下(当時)の行幸啓時にはご休憩場所になった、やんごとなき建築物でもあります。

見学した日は市民サークルのご婦人達が、イベントの作り物にいそしんでおられました。会議や市民サークルの活動にも使えるそうです。
こちとら予約せず飛び込んでいったのですが、ご担当の方が快く案内して下さいました。(乗って行った自転車も、建物の真ん前に駐輪OK!でした。東京だったら怒られそうですが。)
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※2軒に見えますが、これで1軒の住宅です。見るからに贅沢な造り・・・

建物の第一印象
入ってみるととにかく玄関ホールが大きくて、昔の豪農ですか?という印象です。それをイメージづけるのが広ーい土間。レンタル電動自転車が何台も玄関内に収納されてました。

土間もそうですが、中日本地域の自然素材を集めて建てられているそうです。中でも印象的だったのが、建物内の空気が柔らかくて優しいこと。素材だけでなく、空気もほんわり暖かくて居心地が良かったです。

窓がすごい
親世帯と子世帯、それぞれの2階建てを玄関でつないだ作りで、親世帯の1階に広いLDKがあります。その東向きの大開口の窓がすごくて、複層ガラスの樹脂サッシを2重サッシにしてあります。その上更に太鼓貼りの襖があり、断熱がしっかりできるんです。太鼓貼り・・・初めて見ました(和紙が両面に2重に貼られている襖です)。
1015太鼓貼り襖
※判りずらいですが、太鼓貼り襖と2重サッシです

つまり、窓部分だけでも30cm程の幅を取ってます。ふつーの家じゃ、その分だけ部屋が狭くなるのでなかなか考えられないですね。
窓の外側には木製の縦ルーバー雨戸もあり、直射日光を遮って光を取り込むこともできます(降雪時は雪除けにもなるそうです)。

窓だけでも贅を尽くした作りです。もちろん、窓だけでなく壁も断熱材をしっかり入れてあり、その模型を見ることもできます。

冷暖房設備
暖房は、屋根に太陽光パネルとOMソーラーを乗せ、太陽エネルギーで賄う事を目指しています。またそれぞれの棟にはペレットストーブが置かれていました。

見学した日は、既に朝夕が冷える時期だったのでOMソーラーを暖房モードにし、屋根で温めた空気を床下に送り込んでいました。そして各部屋の床に開けられたガラリから暖かい空気を配っていました。吹き抜けで2階まで暖かい空気が行き渡るそうです。
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※OMソーラーで温めた空気を床下に送るダクト。羽が回って見て判ります

冷房は2階のエアコン1台を稼働するそうです。

床材
基本はフローリングですが、杉とカラマツを使い分けていました。LDKは柔らかな杉板で、床下から暖められていて足裏が快適です。私は通年、フローリングではスリッパ必須な冷え性ですが、ここの床は靴下だけで立っていられました。床下暖房+杉板フローリングが体感できたのは有難かったです。

水回りのコルクタイルは、コルクらしいマットな表面ではなく、固くつるつるしてました。耐水性がありそうです。どの床材でも足裏に暖かみを感じました。

但し、お風呂だけは遠慮したい感じでした。贅沢な造作風呂で諏訪の鉄平石を敷き詰めてあり、自然素材にこだわりすぎて冷えびえしてました。

高気密高断熱性能
戴いた資料にも、高気密高断熱性能の数値が見当たらず、説明にもなかったので後からネットで調べてみました。計画はQ値1.5,C値2.0目標とあり、環境性能はQ値1.7W/㎡K、C値2.0㎠/㎡、Ua値0.57W/㎡Kと公開されてました。

高い方ではありますが、今のレベルからすると「高」と言い切るには足らない(10年以上も前の建築なので仕方ないのか…)。今は高気密を謳うならC値は1.0以下であってほしいです。
断熱性能のQ値も、実測値が設計時の目標に達していない訳で。

どちらかというと自然エネルギーと自然素材に注力することでの「エコハウス」風なのかな。前先生の仰ってた事がちょっと分かったような気がします。
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※因みに前先生の著書です。わが家の住宅建築のバイブルの1冊です


わが家が「高気密高断熱」の住宅性能を重視するに至った経緯は、こちらの記事でご覧いただけます。


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わが家はこれから高原の別荘地に定住用住宅を建てます。その為にとても重要視している住宅性能が「高気密高断熱」です。

贅を尽くした元モデルハウスで宿泊体験
先日、お知り合いの方の仕事用の別邸に泊めて頂く機会がありました。標高500mに位置する長野県内のお家ですが、高気密高断熱の木造住宅です。
実は地元の工務店が建てた元モデルハウスです。ですので良さげな木をふんだんに使い、贅を尽くした作りと広さがありました。また照明やキッチンもモデルハウス用に設置されてそのままなので、とてもオシャレでした。

間取り
広いだけでなく、間取りがすごく凝ってました。
マノワール玄関から
※玄関から望む1階と、中2階のリビングへの階段

基礎部分:車2台分のガレージと、ガレージに直結した収納部屋(天井高が150cm位)
1階  :玄関、商談室(応接)、6畳和室、お風呂と洗面、大きいトイレ、廊下
中2階 :16畳程のリビングダイニングキッチン
2階  :小上がり6畳和室、ロフト付き寝室2部屋、ブランコ付き吹抜け、トイレ
中3階 :ロフト部屋
マノワールロフト
※3階のロフト部屋、といっても天井高があります。

迷子になりそうです・・・。しかも、リビングダイニングからは常に出入りのために、1.5~2mほどの階段を上がり下がりしなくてはならないです。

マノワール小上がり
※2階のまるで旅館!な、小上がり。ここで休ませてもらいました。
 暖かい空気が入るように、障子風の仕切りは開けっぱなしで寝ました。


空調設備
暖房はセントラルヒーティングの他、各部屋にオイルヒートのバーが設置されていました。
収納部屋以外は全館暖かく、夕方帰って来た時だけ2階のエアコンでも暖房しましたが、夜には止めました。戸外の気温は氷点下でも、翌朝の起床時から全館快適な室温でした。
マノワール「吹き抜け
※ブランコのある吹き抜け。奥に空調設備が見えます。


全館3層ガラスの樹脂サッシ窓で、内側に網戸があります。
もちろん結露など一切ありません。東京よりはるかに寒くて、室内外の気温差が激しくても、です。わが家の結露だらけのアルミサッシがますます恨めしくなりました。
マノワール樹脂サッシ
※朝、撮った樹脂サッシの画像です。全く結露知らずです!

床材
和室とキッチン、和室以外は全て木の無垢床(ワックスあり)でしたが、冷え性の私にはやはりスリッパが必要でした。セントラルヒーティングですが、床下エアコンや床下暖房ではないので、そこは違ってくると思いました。

リビングダイニングキッチン
アイランドキッチンは収納もたっぷりあり、ダイニングから続くリビングも吹き抜けになっていて開放感がありました。
ダイニングには6人掛けの丸テーブルがあり、リビングにも1枚板の8人で囲める大テーブルがありました。全部で16~18畳程かと思われました。
マノワールダイニング
※広~い、ダイニングキッチンをリビングから見ています。照明もオシャレ。

ユニットバス
お風呂は1.25畳サイズのトクラス(旧ヤマハ)のユニットバスと思われました。高機能すぎてついて行けません。湯船はマイクロバブル&ジェット機能付きで、浴室全体のミスト機能とか、ヤマハだけあってスピーカーも! 天井はドーム型で高くて、とても広く感じました。
マノワールお風呂
※ヤマハの高機能ユニットバス。マイクロバブルのお湯を体験しました。

戸建て住宅の理想形の一つ
今回お邪魔したお家は元モデルハウスですから、一つの理想形だと思います。価値観は人それぞれなので、わが家の理想形とはだいぶ違うかな・・・。
でも「高気密高断熱」の家とはどんな感じか、ちょっと分かった気がします。標高500mの真冬の長野でも家じゅうがどこも寒くないのは、今まで私が暮らしてきた家では考えられない事です。でも、これからの住宅では標準の性能であり、健康的に住み続ける為に本当に必要なことだと思いました。


わが家が「高気密高断熱」の住宅性能を重視するに至った経緯は、こちらの記事でご覧いただけます。


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