現在、わが家は南信の別荘地に「高気密高断熱」「耐震等級3」の家の建築を計画しています。設計は新潟の個人設計事務所「エスネルデザイン」さんに依頼し、施工を松本の工務店さんにて検討中です。
◆衝撃のお見積り
11月のある日、遂に工務店さんから第1回目のお見積書が届きました。
心の準備はあったものの、あまりの高額に「・・・(言葉は出なかった)」です。ざっくり予算の1000万円オーバーってところです。

確かに、工務店さんに見積依頼をかける前から、予算越えは予告されていました。見積依頼後には500万円のオーバーが宣告されていました。結果としてオーバーした額はその倍です。
お見積りには太陽光発電設備、薪ストーブとその設置費用、外構(植生)、キッチンの一部は入っていないので、更に500万円かかります。地盤調査の結果では、地盤改良も必要になるかもしれません。
建築費の高騰はわが家に限ってのことではなく、戦争による世界的インフレ、円安などの影響なので、施工のタイミングの悪さを恨むしかありません。
◆お見積書を読み解く
頂いたお見積書は思っていた以上に細かく項目別に記載がありました。もちろん当方は素人なので、内容が解らない項目が多数あります。が、世に聞く「良くない見積書」、つまり『何々一式』のようなどんぶり勘定ではありません。きちんと出して頂いているんだな、と思いました。

自分がわかる項目で、変更できそうなところをピックアップして、設計士さんと工務店さんとのお打合せに臨みました。
またエスネルデザインさんからも建設費圧縮の為のVE(バリューエンジニアリング)案をご提示頂いたので、案の採用可否についてもあらかじめ決めておきました。
◆建築費を抑えるには
いざ見積書を持って施主、設計士、工務店の3者の打合せを行いました。その場になって感じたのは、設計士さんが間に入る心強さです。
わが家の場合は、設計士のエスネルデザインさんの視点が入るので、最近の施工事例から相場や代替え案を出して頂き、工務店さんに論理的なコスト削減の交渉ができます。シロウトが闇雲に「値下げして欲しい」と言っているのとは全く違う、と実感しました。
対して、設計も施工も一括して工務店に依頼した場合、2者(施主と工務店)での相対となり、シロウトである施主は工務店の説明を信じるしかありません。交渉も大変そうです。

◆とりあえず諦めたものは
このお見積りから多少なりとも減額するために、わが家が現時点で変更したものは・・・
①和室:2階のホールに小上がりの畳スペースを作る計画でしたが、フローリングにします
②腰板や玄関前の目隠しルーバー:これらを無くして木材を少しでも減らします・・・
③キッチン:瀟洒な造作キッチンから、システムキッチン+大工さんの造作に
④フローリング材:木の種類は厭わず、安価なもので・・・
などです。これらに手を付けても大局は変わりませんが、小さなことからコツコツと。それでも予算が足らない分は住宅ローンで借りるしかありません。
そのようなお打合せを経て、次のお見積りをお待ちする事となりました。
建築費だけでなく着工時期も希望通りにはなりません。かすかに見えていた来年3月着工も、現実的には難しい・・・
◆衝撃のお見積り
11月のある日、遂に工務店さんから第1回目のお見積書が届きました。
心の準備はあったものの、あまりの高額に「・・・(言葉は出なかった)」です。ざっくり予算の1000万円オーバーってところです。

確かに、工務店さんに見積依頼をかける前から、予算越えは予告されていました。見積依頼後には500万円のオーバーが宣告されていました。結果としてオーバーした額はその倍です。
お見積りには太陽光発電設備、薪ストーブとその設置費用、外構(植生)、キッチンの一部は入っていないので、更に500万円かかります。地盤調査の結果では、地盤改良も必要になるかもしれません。
建築費の高騰はわが家に限ってのことではなく、戦争による世界的インフレ、円安などの影響なので、施工のタイミングの悪さを恨むしかありません。
◆お見積書を読み解く
頂いたお見積書は思っていた以上に細かく項目別に記載がありました。もちろん当方は素人なので、内容が解らない項目が多数あります。が、世に聞く「良くない見積書」、つまり『何々一式』のようなどんぶり勘定ではありません。きちんと出して頂いているんだな、と思いました。

自分がわかる項目で、変更できそうなところをピックアップして、設計士さんと工務店さんとのお打合せに臨みました。
またエスネルデザインさんからも建設費圧縮の為のVE(バリューエンジニアリング)案をご提示頂いたので、案の採用可否についてもあらかじめ決めておきました。
◆建築費を抑えるには
いざ見積書を持って施主、設計士、工務店の3者の打合せを行いました。その場になって感じたのは、設計士さんが間に入る心強さです。
わが家の場合は、設計士のエスネルデザインさんの視点が入るので、最近の施工事例から相場や代替え案を出して頂き、工務店さんに論理的なコスト削減の交渉ができます。シロウトが闇雲に「値下げして欲しい」と言っているのとは全く違う、と実感しました。
対して、設計も施工も一括して工務店に依頼した場合、2者(施主と工務店)での相対となり、シロウトである施主は工務店の説明を信じるしかありません。交渉も大変そうです。

◆とりあえず諦めたものは
このお見積りから多少なりとも減額するために、わが家が現時点で変更したものは・・・
①和室:2階のホールに小上がりの畳スペースを作る計画でしたが、フローリングにします
②腰板や玄関前の目隠しルーバー:これらを無くして木材を少しでも減らします・・・
③キッチン:瀟洒な造作キッチンから、システムキッチン+大工さんの造作に
④フローリング材:木の種類は厭わず、安価なもので・・・
などです。これらに手を付けても大局は変わりませんが、小さなことからコツコツと。それでも予算が足らない分は住宅ローンで借りるしかありません。
そのようなお打合せを経て、次のお見積りをお待ちする事となりました。
建築費だけでなく着工時期も希望通りにはなりません。かすかに見えていた来年3月着工も、現実的には難しい・・・