高原の小さな家で快適別荘ライフ

設計士さんによる、小さくて高性能な住宅を建て、夫婦2人で八ヶ岳の自然に囲まれた生活を目指して計画進行中です

カテゴリ:住宅建設 > 間取りのこと

オシャレな定住用別荘を目指して
わが家が高原に建設予定の定住用別荘は、現在、設計士のエスネルデザインさんにて設計プランをご検討中です。それに先立ち先日、大まかな間取り案をいただきました。
その一部、カフェ&バーコーナー(仮称)についての話題です。
バーコーナー
※イメージです。・・・いや、個人の妄想です。

八ヶ岳を望むカフェ&バーコーナー
わが家の建設予定地は、東側に八ヶ岳連峰の一部が見える、別荘地の一角です。地面に立っている状態でも山頂付近が見えるので、上がればもっと見えるだろうと期待しています。
(それを確認したいと言って、だんなはドローンまで買ったのですが、まだ実際に飛ばして見てはいないです。)
そこで、2階の東側にカフェ&バーコーナーなる小部屋を設けるプランをご提案頂きました。別荘らしくオシャレでしょ~ 少人数のお客様なら、そこで山を見ながらお茶して頂くのもよいかと想像しています。
因みにエスネルデザインさんのご趣味はカフェ巡りでらっしゃるので、是非ここでも本領発揮して頂きたいと密かに願っております。

妄想カフェバー212
※こんな風景であってほしい、八ヶ岳の見えるバーコーナー

現実的には・・・PCオタク部屋に?
とは言え、だんなのPCをどこに置くかの問題が未着手なので、そのカフェ&バーコーナーに持っていくことになるかもしれません。そうなったら最後、だんな専用書斎(PCオタク部屋)になってしまう可能性が・・・
景色など見ないで、夜な夜なモニターにかじりついているのが想像できるわー。もっとも夜は山、見えないですけどね。
PCオタク
※イメージです。・・・いや、むしろ現実かも。

何とかオシャレな空間を死守したいものです。

新居予定の定住用別荘から見える八ヶ岳、こちらの記事でもご覧いただけます。


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間取りの話と言いながら、現在住んでいるマンションの話です。

今住んでいるマンションは、中層階の南西の角部屋です。南側には道路を隔てて新しくマンションが建ち、太陽の照射時間は短くなりました。それに対して西側は開けていて、夏の西日だけはガンガン入ってくる、好ましくない状況です。

実は、別荘地に定住用住居を建てるにあたり、マンション売却しようかという段になって初めて知ったことがあります。それは「マンションは中部屋を選べ!」ということです。今更えぇ~っ ですよね・・・
当マンションは当時、このエリアで初めて建つ分譲タワーマンションでした。うちが申し込んだ時期は、販売開始から少々経ってからだったので、部屋にあまり選択肢が無かったです。その際、営業の方から「中層階の角部屋をご予約の方が購入を断念されて、空きが出そうです」というご案内があり、飛びつきました。視界も開けてて日光も入るし、いいじゃん!
で、ご案内通り角部屋に空きが出たので、その部屋を購入して今に至ります。

住んでみて判ったことは、まず、風当たりが強いという事です。特に台風時、避難梯子が勝手に開いて降りてしまい、階下の方から何度もクレームを受けました(分っていても台風の最中、閉められないんです・・・)。

そして、2015年頃から夏場の暑さに耐えられなくなりました。それまでは夜、網戸からの通風+扇風機だけで過ごせたものが、近年はエアコン無しでは命に関わります。それとともに夕方いつまでも入り込む西日が恨めしくなりました。(日射が欲しい肝心の冬場は、西日って無いんですよね。)
それに加えてどういう訳だか大開口の窓がある南側よりも、西側の窓周辺で感じる夏場の熱気、冬場の冷気が激しいんです。こっち側の壁って断熱材が入ってなくてスカスカなんじゃないか、と疑ってしまいます。角部屋って確かにハズレ?
都会の夕日
 ※夏の西日が恨めしい

マンションは同じ階層の部屋の間取りは似ていますから、隣や上下の部屋との熱のやり取りがあまりないんだそうです。そのため中間階の中住戸は両隣と上下の部屋によって4面が守られた状態になり、超高断熱となっていて、24時間を通じて温度変化も少なく、とても快適なんだそうです。
しかしマンションは断熱に関してはほぼスカスカなので、うちの様な角部屋はスカスカ壁の影響を受けて、夏暑く冬寒いという事になります。
マンション住むなら
           ※個人の意見です

都会でマンション住まいを検討するなら、中住戸を選択した方が温度環境に関しては快適に過ごせるそうですよ。

わが家の現住マンションの間取りがらみの話題はこちらにもございます。


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別荘地に定住用住宅を建てるにあたり、わが家は性能優先「高気密高断熱」「耐震等級3」で考えてきました。でもやっぱり生活するうえでは間取りも重要です。是非、今の住まいの不満点を解消したいです。

現在は都内の築10数年のマンション暮らしです。購入時、間取りに選択権はほとんどありませんでした。可能だったのはリビングとダイニングを仕切るか否かと、小さな和室を洋室にするか、くらいでした。子供がないので部屋数を必要とはしてはおらず、結局お奨めプランどおりになっています。

代わりにデベロッパーのプランナーさんにかなり食い下がったけど、叶わなかったことがあります。それは設計上でもキッチンに隣接している洗面所(兼、脱衣所)を、引き戸1枚でつなげてほしい、という要望です。何で駄目だったのか未だに納得いっていません。
どういう訳だか日本の家では、服を脱いでハダカになる脱衣所を空調させてもらえないですよね? 一番寒いところで、有無を言わさず何故すっぽんぽんにさせられるの~?!
ヒートショック イラスト
実家の造りはかなり頑張ってあった方で、台所と脱衣所の間にガラスの小窓があります。台所では石油ストーブをガンガン焚いているので、入浴前にその窓を開けておけば多少、暖気を取り入れられるようになってます。(それでも寒いので、ガスカートリッジの小さなストーブもつけています)。
だからマンションでも、ダイニングキッチンの暖気を脱衣所に取り込みたかったんです。キッチンの収納が減るだけなのに何故だめ???

自分が冷え性だから、そこは住まいでとてもこだわりたい点なのですが、それよりももっと重要なことはヒートショック死を防がなければなりません。
ヒートショック死者数
ヒートショックが原因とされるお風呂での死者数は、交通事故死よりはるかに多く、年間1万7000千人と言われています(因みにインフルエンザは3225人/2018年)。冬季に死亡者数が急増し、1月は8月の11倍にもなります。しかも沖縄と北海道では少ないのが特徴です。沖縄と北海道は他の都府県に比べ、屋内全体が暖かいからです。それなのに、脱衣所が暖められない造りが漫然と設計され続けていることに納得できないですよね。

今度の住まいは「高気密高断熱」「床下エアコン」で、少ない電気量で全館を暖めることが可能になります。間取りよりももっと根本的な方法で、長年の脱衣所の不満から解消されそうです。
(あれ? タイトルの間取りの話から空調の話にすり替わってしまった・・・)

間取りがらみの話題はこちらでもご覧いただけます。

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別荘地に定住用住宅を建てるにあたり、わが家は別荘らしい家より性能優先、「高気密高断熱」「耐震等級3」の家を目指しています。

最初、別荘の建築例を色々見て、大きな片流れの屋根の下にビルトインガレージを作りたいと思いました。建設予定地は冬、雪も積もりそうだし、雨天でも濡れずに車から家に出入りしたいです。なんせ家が大きく見えて格好良いし。片流れ屋根は今、流行りらしい。
ビルトインガレージの家
なので、こんなのがいいと思ってました。
しかしガレージ部分には壁や柱が作れないので、耐震的には弱くなりますよね。じゃあ他の部分をがっちり作って耐震充分にすればよいかというと、そうでもないようです。
ラクジュの本橋社長の動画でも、ビルトインガレージ付きの家の設計図を3次元にしたものに、地震を想定した揺れを加えていくと、構造的に弱いガレージ部分が大きく振られ、それに引きずられて家屋全体が倒壊する様子を見ることができます。ちょっと衝撃的でした。

何故、耐震が取れないかというと、こういう理屈らしいです。
切れる輪ゴム
全体で耐震を取っていても、弱い部分に先に負荷がかかり、それが破断した後に全体が倒壊する。
スキップフロアや大きな吹き抜けも、耐震の構造計算がきちんとされていないと同様にリスクになります。

従来工法と呼ばれる木造住宅でなければ、耐震を取りつつビルトインガレージを造るのは可能ですが、その場合、RC工法(鉄筋コンクリートですね)やSE構法(特殊な金具を使って頑丈に建てる木造)になるので建築費用がかなり高くなります。
おまけにガレージ部分も延床面積に加えられて、比率によっては固定資産税が高くなると、だんなが言ってました。

家屋とガレージ(カーポート)は別々で建てるしかないなと、思い至りました。

前回の間取りに関連する話題はこちらでもご覧いただけます。


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別荘地に定住用住宅を建てるにあたり、わが家は「高気密高断熱」「耐震等級3」を最優先性能として掲げました。更に白アリ対策や、長期優良認定住宅やパッシブ性能、太陽光発電も・・・
家の断面図
  ※一般的にはこんな感じ。でもわが家は?

と、性能優先で考えてきました。でもやっぱり生活するうえでは間取りも重要です。家の大きさは35~40坪くらいを希望していますので、その中に押し込める範囲で考えました。

①寝室なし
②リビングはソファを置かないので小さめ
③キッチンは壁付け+アイランド的作業台があり、多少広め
④リビング続きの和室あり(これが寝室も兼用)
④トイレも1個
⑤パントリーとクローゼットと玄関収納はあり
⑥2階にはお客様用の部屋(寝室)を一つとホール
という希望を設計士さんにお伝えしました。これをちんまり建てる感じです。

2階のホールが+αになるかもしれませんが、普段使う部分は今のマンションとほぼ同じ状態です。多分、どんなに大きな家にしたところで、うちの中で自分がいる場所って決まってきません?
庶民だから、昭和生まれだから?・・・大邸宅でお育ちの方なら空間の使い方が違うのかなあ?(趣味をお持ちや、家で仕事されるなら専用の部屋は必要かな。)

実家でも1階に台所と和室4つ、洋室1つとありますが(田舎なので)、両親が大半過ごすのは台所とその隣の和室(リビング兼、寝室)のみです。
うちの場合も今のマンションではキッチンに立っているか、ダイニングテーブルに座っているか、リビングで寝ているか、で完結しています。本来の寝室すら今は使っていません(私には寒くて、使いたくないのです)。結局ほぼワンルーム状態です。

※わが家が求める住宅性能の話題はこちらでご覧いただけます。



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