高原の小さな家で快適別荘ライフ

エスネルデザインさん設計による、小さくて高性能な住宅を別荘地に建設中です。夫婦2人で八ヶ岳の自然に囲まれた生活が始まるのももうすぐです。

カテゴリ:日々のこと > ささやかなグルメ

久し振りに焼肉の名店「長屋門 桒はら」さんをランチで訪ねました。焼肉日本一の町・飯田市で、随一と名高いお店です。
平日でしたが、予約で焼肉コースを堪能されているお客さんの他にもランチのお客さんで、あっという間に満席になりました。

メインは川マスのイクラピラフ
事前にお店に問い合わせてみると、アレルギーで乳と卵がダメな私でも、ランチメニューの「川マス イクラピラフ」は食べて大丈夫だそう。以前から美味しいと聞いていたので、戴くことにしました。
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※川マス イクラピラフ フライ添えセット ¥1,700

出汁の効いたピラフにたっぷり川ますのイクラが乗っています。鮭のイクラに比べると幾分小粒ですが、充分濃厚で結構ぷちぷちしています。
本来ならトリュフのコロッケが付いてくるのですが、私のは代わりに自家製ハムのステーキを付けて頂きました。かなりのご飯の量ですが、美味しくて何の抵抗もなく食べ切りました。

前菜は川マスのサラダでした。卵スープの代わりにお味噌汁を頂きました。

お目当はジビエ鹿肉の焼肉!
予約して、シカ肉もランチで出して頂きました。厨房で焼いて出して頂いたので、焼き加減は完璧です。
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※シカ肉(タレ)は¥880~ と、比較的リーズナブル

1口食べてびっくり! 赤身なのにすごく柔らかく、あっさりしているのに、肉の旨味もあります。もちろん、ジビエのイメージ「硬い、臭い」は全くありません。
ジビエだから個体差なのかもしれませんが、信州のスーパーで売られている冷凍シカ肉とは全く別物です。エゾ鹿とも違います。

グラスフェッドの牛肉と同じように、ジビエのシカ肉は不飽和脂肪酸(ω3,ω6)が多いのです。コレステロール値が高くなってきたアラ還(私です)にはピッタリです。
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桒はらさんでは信州の鹿肉消費を推奨しています。他にもイノシシやエゾシカが食べられます(入荷次第)。次はイノシシを食べてみたいですね。

前回、霜降りたっぷりのA5ステーキを戴いたら、年齢には逆らえず、私は胃もたれしてしまいました。でも、今回の川ますイクラとシカ肉なら全然大丈夫でした!


A5ステーキランチの様子はこちら~。若い方にはお勧めですよ。

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地域特性の強い食べ物をご紹介するシリーズ。今回は麺類の中で、キワモノ扱いされがちな『伊勢うどん』!

家庭で作る伊勢うどん
明治生まれの方々がご健在のころは、昼食は簡単に伊勢うどんで済ませる事も多く、生活に密着した麺でした。柔らかいので、体調不良の時も良く食べましたっけ。

もちろんお店で食べられますが、家庭ではスーパーで生麺と伊勢うどんのたれ(つゆとは言いません)を買ってきて作ります。生麺は冷蔵で売られている時から既に十分柔らかいです。
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※何年かぶりに生麺とたれを入手しました

久し振りに作ってみた
あらかじめ適量(40㏄くらい)のたれをどんぶりに注いでおきます。たまり醤油ベースのたれ(つゆ)の見た目に驚かれることが多いですが、さほど塩辛くないです。
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※これが適量・・・って、初見だとビビりますよね

2~3分茹でた生麺をどんぶりに投入します。麵がほぐれて芯まで熱々になっていればOKです。
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※お好みで刻みネギなどを散らして出来上がり!

麺をたれに絡ませて食べます。
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独特のたれと、もちもちした食感が伊勢うどんの良さです。
定番のトッピングは卵(生でも茹ででも)、とろろ、鰹節などお好みで。たれ(つゆ)が少ないので、あげや天ぷらなどは合わない感じですネ。

うどんの様な何か、と思ってください
太くてコシの無さから一部の人(多分、讃岐地方の方など)には「アレはうどんではない」と思われてそうです。その場合は「うどん状の何か別の食べ物」だと見方を変えて、素朴な美味しさを楽しんでもらえればと思っております。

思い起こせば半世紀ほど前まで、かの地ではうどん屋さんが伊勢うどんもラーメンも蕎麦も提供していました。
当時は手打ち蕎麦のお店など皆無で、コシという食感を知らない土地柄だったかも。すべての麺類が伊勢うどん様にコシが無くなるまで茹で切られてたような気がします。
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それは江戸時代のお伊勢参りムーブメントがもたらした、ガラパゴス的に進化した麺文化でした。伊勢うどんは大量に訪れる参拝客のためのファストフードとしてかの地を支え、それが今に伝わる(誇るべき)郷土食になっています。


その土地の食べ物の話題、前回の麺は名古屋名物「味噌煮込みうどん」でした。


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先日は伊勢地域独特のお餅『やじろ』をご紹介しましたが、伊勢の餅といえば、ビッグネームはなんといっても赤福。その赤福にバリエーションが増えてました。

赤福白餅黒餅
伊勢名物「赤福」といえば、緩めのこし餡がたっぷり盛られた餅菓子が、紙箱にぎっしり並んだ和菓子ですが、最近こんなバリエーションが販売されているそうです。
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※パッケージも、いつものピンク色の包み紙ではないです

その名も「伊勢名物赤福 白餅黒餅」。んん・・・赤?白?黒?
お土産に戴いて、初めて存在を知りました。

その名のとおり白黒でした
数量限定らしく、いつも売切れていてなかなか買えなかったそうです。
そんな貴重な「赤福白餅黒餅」、早速戴くことにしました。開けてみると、白あんと黒あんの赤福が交互に並んで美味しそう~♪
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※おお~、確かに白黒だ!

白小豆あんと黒糖あん
白あんは、よくある白いんげん豆のあんではなく、白小豆から作られたあんでした。レアな白い小豆ってのがあるそうで、白くてもちゃんと小豆の味がします。
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そして黒あんは黒糖味です。昔から赤福では、毎年8月1日だけ「八朔粟餅」という黒糖あんと粟餅を組み合わせた赤福を売り出してます(私の好物です)。
でも、いつものお餅と黒糖あんの組み合わせの赤福は初めて戴きました。・・・黒糖のコクが旨い! 正月早々、初物(?)で縁起が良いです。

4色の赤福もあったとか
そして現在は販売されていないようですが、1店舗限定品で4色の赤福(いすず野あそび餅)も販売されていたとか。いつかお目にかかってみたいものです。


その土地の食べ物の話題、前回は伊勢地域だけで作られている『やじろ』餅でした。

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地域特性の強い食べ物をご紹介するシリーズ。今回はお正月に欠かせないお餅です。
お餅の地域性と云えば丸餅か角餅か、あるいは粟やヨモギなど、何かを混ぜたりしますが・・・

餅は「やじろ」
実家では代々、年末につくお餅といえば『やじろ』の角餅です。これはもち米とうるち米を半々に混ぜてついたお餅で、お餅の中にお米の粒が残っています。

もち米だけのお餅と違って伸びが少なくて歯切れが良く、独特のサクい食感です。
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この『やじろ』餅、そういえば他地域では見かけないなと思ったら、三重県の一部地域(松阪から伊勢にかけて)でしか作られていないそうです。
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※『やじろ』は断面に米粒が見えます

この事実、人生半世紀以上経ってから知った次第。今まで当たり前に食べていましたが、極めて地域性の強いお餅だったんですね!

お雑煮も「やじろ」
毎年正月にこの実家製『やじろ』餅を貰うので買った事がないのですが、この地域のスーパーでは売られているようです。そして一般的にはこのやじろを八丁味噌などの赤みそベースで雑煮に仕立てるようです、多分。

多分というのは、わが家では白菜とかしわを入れた醤油ベースのだし汁なので、赤みそではないんです。でも、このやじろの雑煮を食べると「お正月やな~」としみじみ実感します。
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なので、私は普通のお餅よりも『やじろ』の方が好きです。

焼き餅も「やじろ」
もちろん、焼き餅もこのやじろで作ります。砂糖醤油を絡めたり、醤油を付けてから海苔で巻いたり、あるいはこの海苔醤油餅の間にチーズを挟むのも美味しいです(今は乳アレルギーになってしまったので食べられませんが)。
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『やじろ』は粘りや伸びが少ないので、喉に詰まり難い比較的安全なお餅だと思われますよ。


その土地の食べ物の話題、前回は名古屋名物「味噌煮込みうどん」でした。


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ある日、急にステーキが食べたくなり・・・
焼肉日本一の町、飯田市で随一の名店と云われる「桒はら」さんをランチで訪ねました。

A5和牛の塊
私にとって滅多に食べる事のないA5和牛のステーキを食べる、豪華ランチです。
最初にこれから焼くA5のお肉を見せて下さったのですが、めっちゃサシが入っている! これは楽しみだ・・・
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鉄板焼きで!
肉量150gのコースを戴くことにしました。前菜に燻製マスのお刺身サラダき、卵スープの代わりのお味噌汁、お漬物とライスがついて3000円です。うーん、贅沢・・・
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待望のステーキはミディアムレアで焼いて頂きました。フレンチのシェフが焼く、とろける美味しさです~♪

ラムステーキも
だんなはラムステーキのコースをチョイス。こちらは1500円です。ふふふっ・・・勝った!
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骨付きラムも柔らかくて美味しかったです(1切れ貰いました)。

ジンジャーエールが好評
桒はらさんでは、早くも飯田市初のワイナリー「クロド・テンリュウ」のジンジャーエールを提供されていました。かなり好評を博しているそうです。
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※ワイナリーが造った本物のジンジャーエール「オージャンジャンブル」

果実からちゃんと醸造して、フレッシュな生姜を使っているので、巷のジンジャーエールとは香りも果実味も一線を画してます。ほぼノンアルコールなので、ドライバーの方や女性に人気だそうです。

現実は悲しい事に・・・
とまあ、だんなを差し置いて贅沢なランチを堪能した私ですが・・・

実はその後、激しく胃もたれし、その日は夜まで苦しい思いをしました。普段食べないA5和牛150gの脂は私のお腹では消化しきれなかったようです。元々、脂にはそんなに強くないタチなうえ、もう若くないと身に沁みました。
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次回は、反省して赤身の鹿肉などジビエにします・・・桒はらさんでは、予約すればジビエもランチで戴けるそうですよ!


前回の贅沢ランチは札幌の「ラ・フランス亭」さんでした。

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