信州に移住して2回目の秋、わが家の新居予定地でカリンを収穫しました。沢山のカリンの実、どうやって消費しよう?
◆カリンがたくさん採れました
カリンというもの、信州に移住するまで現物を見たことも食べたこともありませんでした。
別荘地を買ったらカリンの大きな木が3本も自生していて、わが家にとっては棚ぼたカリンです。

11月になり黄色く色づいた実を目にすると、がぜん収穫欲が湧きます。張り切って61個も採ってしまいました。さて、この実をどう消費すべし?
◆美味しそうに見えますが・・・
採ったカリンは甘い良い香りがしています。が、生食できません。見た目では分かりませんが、硬くて渋いんです。その上「アミグダリン」というシアン化合物が含まれています。
砂糖や酒(氷砂糖)、ハチミツなどに漬け込んで「アミグダリン」が分解されると食べられます。
分解されて発生するベンズアルデヒドが、咳や喉の炎症に効くそうです。(分解時にシアン化水素、つまり青酸ガスが発生 → 揮発して無毒化するってことでしょうか?)

美味しそうに見えますが、なかなか手強いフルーツです。カリン初心者の私には攻略法が分かりません。とりあえず1つ、砂糖で煮てみる事にしました。
◆硬くて渋い!
実は南瓜の様に硬くてびっくりです。出刃包丁で4つ切りにし、渋を抜くために24時間以上水に漬けました。その後、皮を剝いて芯(種)を取ったのですが、まだまだ硬いし、渋くて酸っぱいです。
これ、本当に食べられるようになるんかな?

◆カリンがたくさん採れました
カリンというもの、信州に移住するまで現物を見たことも食べたこともありませんでした。
別荘地を買ったらカリンの大きな木が3本も自生していて、わが家にとっては棚ぼたカリンです。

11月になり黄色く色づいた実を目にすると、がぜん収穫欲が湧きます。張り切って61個も採ってしまいました。さて、この実をどう消費すべし?
◆美味しそうに見えますが・・・
採ったカリンは甘い良い香りがしています。が、生食できません。見た目では分かりませんが、硬くて渋いんです。その上「アミグダリン」というシアン化合物が含まれています。
砂糖や酒(氷砂糖)、ハチミツなどに漬け込んで「アミグダリン」が分解されると食べられます。
分解されて発生するベンズアルデヒドが、咳や喉の炎症に効くそうです。(分解時にシアン化水素、つまり青酸ガスが発生 → 揮発して無毒化するってことでしょうか?)

美味しそうに見えますが、なかなか手強いフルーツです。カリン初心者の私には攻略法が分かりません。とりあえず1つ、砂糖で煮てみる事にしました。
◆硬くて渋い!
実は南瓜の様に硬くてびっくりです。出刃包丁で4つ切りにし、渋を抜くために24時間以上水に漬けました。その後、皮を剝いて芯(種)を取ったのですが、まだまだ硬いし、渋くて酸っぱいです。
これ、本当に食べられるようになるんかな?

※最初に丸ごと実を茹でておくと柔らかくなり、切ったり剥いたりしやすいようです
◆圧力釜で20分
先に取り除いた皮と種をひたひたの水で煮ます。5分ほど中火で煮ていると、煮汁にとろみがついてきました。

この煮汁と薄く切った果肉、果肉の重量の65%の砂糖を圧力鍋に入れ、20分煮てみました。
すると、あらびっくり! 煮汁がきれいな赤色になり、果肉は甘酸っぱく柔らかくなっています。いい香りのするコンポートになりました。赤色は「アミグダリン」が分解されて、発色するようです。

※これをミキサーにかけて果肉をすりつぶすとジャムになります

この煮汁と薄く切った果肉、果肉の重量の65%の砂糖を圧力鍋に入れ、20分煮てみました。
すると、あらびっくり! 煮汁がきれいな赤色になり、果肉は甘酸っぱく柔らかくなっています。いい香りのするコンポートになりました。赤色は「アミグダリン」が分解されて、発色するようです。

※これをミキサーにかけて果肉をすりつぶすとジャムになります
◆カリン風呂も良さそう
食べる為にはひと手間かかるカリンですが、もっと手軽に楽しめるカリン風呂も良さげです。

カリンの実を輪切りにして、洗濯ネットに入れて湯船に浮かべるだけ~♪
カリンの良い香りが楽しめそうです。是非試してみます。
食べる為にはひと手間かかるカリンですが、もっと手軽に楽しめるカリン風呂も良さげです。

カリンの実を輪切りにして、洗濯ネットに入れて湯船に浮かべるだけ~♪
カリンの良い香りが楽しめそうです。是非試してみます。
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