高原の小さな家で快適別荘ライフ

設計士さんによる、小さくて高性能な住宅を建て、夫婦2人で八ヶ岳の自然に囲まれた生活を目指して計画進行中です

タグ:紅葉

市の美術博物館に、民俗学者の柳田國男の住居が併設されています。昭和初期に建てられた、貴重な洋風家屋です。それを見る機会がありました。
1105柳田家
※趣のある洋風の邸宅です。屋根は急こう配のスレート瓦っぽいです

昭和初期の洋風建築
もともとは世田谷区成城(当時は砧村)に建てられていたものを、平成になってから飯田市に移築したものです。柳田國男自身は飯田市に住んだことは無く、養嗣子先の柳田家の本籍があった所以のことだそうです。

住居は昭和初期に建てられた洋風建築です。農商務省の高官だった柳田國男が、欧州出張後に建てたそうなので、現地で感化されたのでしょうか。「喜談書屋(きたんしょおく)」と名付けられ、1階は大きな書斎と食堂、2階は2世帯の居部屋でした。書斎には民俗学の研究者が集ったそうです。

現在も書架には柳田國男の書籍や、民俗学・郷土史関連の資料がぎっしり揃えられ、自由に閲覧できる贅沢な空間です。
1105柳田家書斎
文化庁の登録有形文化財になっています

戦前の住居としては大きくて天井も高く、階段もゆったりと作られています。華美な装飾は無く、簡素ながら洒落ています。ガラス窓は木製の2重サッシです。当時の日本家屋にはない発想ですよね。
1105柳田家2F
※2階中央にあつらえられた、ゆとりのある階段とホール

戦火を免れ、良く残っていたものだと思います。
100年前に欧州の思想で作られた日本の家を見て、この時の(断熱や間取り等諸々の)思想の隔たりが未だに日本の住宅は埋められていないんだな・・・と、個人的には感じました。

遠野物語
若い頃、代表作の遠野物語を読み、伝承のインパクトがあまりにも強すぎてソロツーリングに出かけました。いざ遠野付近でキャンプしたのですが、遠野にいそうな異世界の何かが怖くてろくに眠れませんでした。
遠野物語

現地では、遠野物語はファンタジーっぽく明るい感じで紹介されていますが、私はもっと暗くてじめっとした印象で受け止めています。根底に、岩手の厳しい気候と、当時の山間部の苦労を感じます。柳田國男が掘り起こして民俗学としてまとめなければ、消えてしまった文化でしょう。

ということを、喜談書屋を訪ねて思い起こしました。しかし年齢を経て感性も鈍り、最初に遠野物語を読んだような衝撃を受けることは無くなりました…


美術博物館も見ごたえ充分です。折々に活用させて頂こう!



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南信の賃貸アパートに転居して2ヶ月になりました。長年、東京のマンションでは咲かせられなかったブーゲンビリアが、ここに来て何故か11月中旬に満開になりました。アロハ~?!

花の中に花
ピンク色の蕾が多数出てきたと思っていたら、それが開くと中に更に小さな蕾が3つづつあり、白い花が咲き始めました。ピンク色のは花びらではなく葉なんだそうです。確かに、ちゃんと葉脈がありました。素人には花びらにしか見えませんがねー。
1114ブーゲンビリア花

夜間の気温維持が要?
最低気温が5℃を下回る日が現れたので、ブーゲンビリアの鉢植えを屋外のテラスから屋内のリビングに移しました。同じくして、アパート1Fのエアコンを暖房で24時間連続稼働を始めました。夜間も不在時も常時22~24℃を保っています。

これに対して都内で育てていた際は、夏は暑いだけで日当たりの悪いベランダ、冬季は室内に入れていましたが、日中と深夜は暖房を切っていました。

今は日当たりの良い窓辺で常時適温に空調され、1日の寒暖差があまり無いこの環境がブーゲンビリアにとっては良き居心地の様です。
1114ブーゲンビリア
※エアコン24時間連続稼働でわが家は常春状態?!

外はすっかり晩秋の風情
一歩家から踏み出せば、アパート回りでもそこかしこで晩秋の風情を感じます。ご近所の蔵に這う蔦も真っ赤です。
1113蔦の紅葉

東京から連れてきたわが家の鉢植も紅葉しています。
1113鉢植の紅葉
※ブルーベリーとクヌギが紅葉

自分で吊るした市田柿も、少しやせ細ってきました。順調に水分が抜けているようです。
1113吊るし柿
※美味しくな~れ~


ウチのブーゲンビリアは、蕾が現れてから満開になるまで半月ほどかかりました。


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別荘地のわが家の敷地には沢山の木が自生しています。無節操に生えているので、あちこち伐採したいと思っていました。

カラマツがご近所迷惑
敷地の南側にカラマツが数本自生しているのですが、かねてよりお隣さんから「花壇に落ち葉が積もるので、切ってほしい」とのご要望がありました。別荘地の管理会社に伐採を見積って貰ったら、想像を超える金額です。ならば自力で何とかせねばと思っていました。

チェーンソーと安全装備
ようやくチェーンソーが借りられ、だんなが安全装備も揃えたので、いざ伐採に向いました。
1112チェーンソー
※ハイコーキのチェーンソーです

既に八ヶ岳の山頂が白くなっています。寒気が入って北風が冷たく庭仕事には寒い日ですが、敷地はあまり風が当たらないので、助かりました。
1112蓼科山
※蓼科山は、粉砂糖掛けのチョコケーキみたいで美味しそう

本日は3本伐採
カラマツは高さ5~6m、幹は直径20数cmといったところでしょうか。それでも絶対にお隣さん側に倒すことは厳禁です。チェーンソーの事故はダメージが大きすぎるので、おっかなびっくりです。
1112伐採中

少しずつチェーンソーの刃を喰い込ませて、追い口にくさびを打ちます。
1112くさび
※くさびを打ちましたが、まだ追い口が足らなそう

なんとか無事に、わが家の敷地内に倒すことが出来ました。
1112伐倒
※人生初の伐倒~!

それでも1本は伐倒方向をちょっと失敗して、庭木のカエデに激突! 斜めになってしまい、それをまた切るのにチェーンソーの刃が食い込んで動かなくなり…四苦八苦しました。

幹は玉切りして敷地の1ヶ所にまとめ、枝は細断してトン袋に入れて廃棄場所まで車でピストンすると、5時間で3本処理するのがやっとでした。慣れていない事ですし…
1112切り口

ご近所さんも応援に
チェーンソーはそれなりの騒音がありますので、切っていると両隣さんが見に来てくれ、色々ご助言戴きました。
特に北東側のお隣さんは造園技能士の資格もお持ちだそうで、ロープと三脚脚立も貸して頂き、ロープをかけて引っ張る方法やチェーンソーの刃の角度など、教えてもらいました。
1112ロープ掛け
※お隣さんが助っ人に現れ、ロープをかけてくれてます

それでも西側に何本かあるヤマザクラは切らないでほしい、とお願いされました。お隣さんも春にはウチのヤマザクラを楽しみにされている様です。

幹は野積みして乾燥中?
玉切りした幹は、まとめて積んでおきました。何とか乾燥させて、ゆくゆく新居に導入する薪ストーブの薪に使えないかな?
1112玉切り
※針葉樹もしっかり乾かせば薪に使えるようです

まだまだあるよ~
伐採したい木はまだまだ沢山あります。敷地の境界近くで斜めに生えてしまってる白樺は、いずれ問題を起こしそうだし、西側の藪も酷い状態ですので。家を建てる前に切っておかないと、建ててしまってからはクレーンで吊ったり、大事になってしまうそうです。
1112敷地

屋外で体を使う作業は意外と楽しいものです。でも心配しなくても、庭仕事は果てしなく続きます。怪我や事故だけは気を付けねば…


前回は別荘地の厄介者、野バラを剪定しました。


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別荘地のわが家の敷地には野バラが自生しています。季節には可憐な白い花を咲かせ、甘い香りを振りまいていましたが・・・ところがどっこい、近づくと狂暴そのものです。

野バラの棘が痛い!
敷地の西側に生えている高さ3m、幅2m程の大きな野バラ。これが剪定しようにも棘が鋭くて、触ることも近づくことも出来ませんでした。藪の手入れの大きな障害になっています。
この度ようやくワークマンでニトリル耐切創手袋を入手したので、野バラの剪定に臨みました。
IMG_20210614_121956
※夏の野バラの様子。甘い香りがしていました

落葉後が選定のチャンス
秋になり、葉がすべて落ちたので、野バラの枝にも手を伸ばしやすくなりました。耐切創手袋を装着して、剪定ハサミで切れる枝を片っ端から切り落としていきます。それでも手袋の耐切創面を貫通して、棘が刺さることもあります。

若い枝ほどまだ青くて柔らかいので切りやすいです。一人で1時間格闘して、トン袋を満たすほどの枝を切り落とすことが出来ました。それでもウチの野バラの株の半分しか剪定できていません。
1107枝廃棄
※今回剪定できた野バラの枝

これから冬に向けて気温が下がってくると、野外作業も辛くなります。まだ秋の日差しが暖かいうちに、ある程度は藪の手入れをしておきたいと思っています。

別荘地は紅葉真っ盛り
折しも別荘地界隈はどこもかしこも紅葉真っ盛りでした。1107別荘地紅葉

更に季節が進み、あらゆるところが秋の日差しに照らされて、鮮やかに彩られています。
1107北の借景
※敷地の北側の借景

紅葉狩りにわざわざ出かけなくても、こんな景色の中に住めるなんて、夢の様だな・・・と、わが家の新居建設に期待を膨らませて帰ってきました。
1107借景の木
※1週間前に赤く色づいていた大木は、すっかり葉を落としていました

しかしその前に、東京のマンションが売れてくれないと、資金繰りも何も進まないんだが・・・

前回は、別荘地のご近所さんのお庭の紅葉についてご報告でした。


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購入した別荘地界隈には、すでに長年定住されているお家が何軒かあります。どこのお庭も魅力的です。特に紅葉の時期は一段と華やかです。

ご近所の紅葉
わが家の敷地は手入れがなかなかできずに、あるがままの状態ですが、ご近所のお庭は参考になる事がいっぱいです。

こちらのお家は敷地の二辺を真っ赤になるドウダンツツジだけで生垣にされてます。秋にはものすごく華やかになってます。
1103近所の紅葉①

そのお向かいさんもドウダンツツジが植えられてます。
1103近所の紅葉②

斜め向かいのお家は黄色く色づくこれ、大きなイタヤカエデかな。迫力あります。
1103近所の紅葉③

ウチの敷地は…
「隣の芝生は青い」と言いますが、この時期「隣の庭は赤や黄色」で華やかで羨ましいです。それと比べるとウチの敷地は地味です・・・
カリンは収穫出来ましたが、ウチの敷地は紅葉となるとこれといった目玉がありません。
1103ウチの紅葉①
わが家も何か、秋に派手に色づく木も植えたいものです。


前回は、別荘地のカリンを初収穫しました。


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