高原の小さな家で快適別荘ライフ

設計士さんによる、小さくて高性能な住宅を建て、夫婦2人で八ヶ岳の自然に囲まれた生活を目指して計画進行中です

タグ:薪ストーブ

これから別荘地に建てる定住用住宅には薪ストーブも設置します。先輩諸氏が導入されている薪ストーブにも俄然、興味がわきます。

大工さんが自分で建築中

数年かけてコツコツと自邸をご自身で建築中の大工の友人がいます。先日久し振りに訪ねてみたら、新居に移り、且つ内装工事を少しずつ進めている状態でした。

リビングダイニングはほぼ完成し、きれいに掃除された薪ストーブが設置されていました。暖房は、この薪ストーブ1台で賄っているそうです。

大工さんが選ぶ薪ストーブ
チョイスされた薪ストーブはネスターマーティン社です。

薪ストーブの薪は、一般的に薪は広葉樹が良いとされています。針葉樹は油分が多いので、火持ちが悪く煤が出やすい。
しかし大工さんは仕事上、針葉樹の端材が豊富に手に入ります。それを燃やすのに適しているのがネスターマーティンの薪ストーブ。針葉樹の高温燃焼時でも安定してるんだとか。「大工さんの薪ストーブ」とも言われているそうです。

実際、一冬燃やしても支障ないとお話しされていました。屋根出しのまっすぐな煙突も効率良さそうです。
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炉のガラス面も金具が無くスッキリしていて、炎が見やすいのも素敵ですね!

何でも手作り!
上記の画像に写っている壁や床、左横の遮熱板はすべてご本人の手作りです。
薪ストーブの熱から壁を守るタイルは余った建築資材を活用され、右と左で違う種類が張られています。色味が同じなので、違和感がありません(むしろそういうデザインなのかと)。

遮熱板は不要になったアルミ製のルーバーを黒く塗装し、足を溶接してあります。軽いし、手作りとは思えないクオリティです。

薪ストーブの傍らには、出窓の奥行きを利用した薪置き場が作られていました。これは羨ましい。すっぽり収まる台車付きの棚が作られています。
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こちらのお家は寒冷地の豪雪地帯なので、吹雪の中、外に薪を取りに行かなくて済むと、奥様も絶賛されていました。

何でもご自身で作られてしまう大工さんなので、家づくり最強です。しかも建築資材は良質な中古品が選べ、かなりお得に建てられているとお見受けしました。


近くの薪ストーブ専門店さんで、色々な薪ストーブも見に行ってみました。わが家の候補はHeta社ノルンです。


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#薪ストーブ
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これから別荘地に建てる定住用住宅には薪ストーブも設置します。わが家はデンマーク・Heta社のノルンに決めました。

薪ストーブ専門店さんを訪問

ノースフィールドさんの伊那ショールームを訪ねてみました。先日、だんながポータブルピザオーブン「KABUTO」を突然買ったお店でもあります。
今年に入ってから、Heta社のノルンを展示・火入れされていると聞いて、私も是非行ってみたいと思っていました。
0223ノースフィールド
2月の良く晴れた寒い日に伺うと、店内では2台の薪ストーブに火が入っていて、ほのかに香ばしく柔らかな暖かさに満ち満ちていました。よいですなぁ~

こちらでは色んなメーカーの薪ストーブが20台くらい展示されています。薪ストーブ用品や、魅力的なキッチングッズも沢山販売されていました。

ノルンとご対面
スリッパに履き替えて店の奥に進むと、ノルンのソープストーンタイプが赤々と燃えていました。Heta社ならではの美しい炎が、湾曲したガラス越しに映えています。
0223ノルン
グレーの天然石が円筒形の薪ストーブの両サイドと天板を覆っていて、黒々しい薪ストーブの威圧感が軽減されています。・・・確かに、これはこれでアリかも。またソープストーン部分は、触れることが可能な熱さなのに驚きました。安全面でも良さそうです。

ソープストーンの一番の利点は「蓄熱性」です。オーブンの庫内の温度を保ちやすく、火を消しても暖かさを保持する機能があるそうです。であれば、燃焼中でもストーブからの放熱を抑えるんでしょうか。その分、薪の消費量も抑えられるのであれば、それはわが家でもメリットがあります。

背面の安全対策は?
かねてから気になっていたのが、薪ストーブと壁との設置距離や防護壁です。お店のノルンは、窓ガラスや木の壁から30cm程の距離で置かれていました。こ、こんな無防備で大丈夫なんだ?!
0223ノルン背面
多分、住宅の消防法では「?」だと思うのですが、実際には燃えたり焦げたりしないようです。

ソープストーンタイプにする?
お店で他メーカーの薪ストーブも見ましたが、それでもわが家はノルンから気が変わりそうにはありません。40cmサイズの薪も入れられますし、これより大型機種ではオーバースペックになってしまいます。

実物を見てしまうと、ソープストーンタイプも非常に良さげです。しかしスタンダートタイプよりお値段で約15万円高くなり、重量も90㎏以上重いんです。わが家は当初の計画通りオーブン付きのスタンダードなノルンになりそう?

ノルンと共に新居で迎える冬が楽しみになってきました(まだまだ先ですが・・・)。

輸入元ファイヤーサイド
Heta社の輸入元、ファイヤーサイドさんにも寄ってみましたが、残念ながら定休日でした。こちらも、改めて訪問してみたいです。
0223ファイヤーサイド
庭に設置する焚火台やBBQ台、携帯サウナなど、攻めた製品も扱っておられるようです。


Hetaの炎の美しさは、千葉の専門店さんでも拝見しました。


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別荘地に建てる定住用住宅の薪ストーブを選定していた際に、薪ストーブ専門店さんでポータブルピザオーブンというものを見つけました。

夏のBBQに
薪ストーブが使えない夏の間、戸外でのBBQに使えそうなピザオーブンがあります。どこでも焼ける本格PIZZA窯「KABUTO」。ポータブルタイプなので、石窯を庭に設置するよりお手軽です。
別荘の庭でBBQするときに良さそう!
77900-19w
分解・パッキングして持ち運びも可能なので、キャンプ場でもOK!
屋外でパンも焼けます。
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これ、いいなあ~と、思っていたらだんながいつの間にか購入してました。びっくり!

職場でピザパーティ
しかもピザ職人を招いて、職場でピザパーティをやったとか・・・なぬぅ!
※感染者数が少なかった時期の話です
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※ピザ職人の手による本格ピザをKABUTOで焼く之図

勿論、美味しかったらしいです。
この時は燃料にペレットを使用したそうですが、火の持ちが悪かったとのこと。薪より炭が良いかもと言ってました。

まだ職場に置きっぱなしらしいので、早く持ち帰って欲しい。私もピザ焼いてみたい!


ポータブルピザオーブンKABUTOの話題はこちらにもございます。ご覧くださいませ~


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早朝の最低気温が連日氷点下となってきました。薪ストーブの暖かさが最高に魅力的な季節です。煙突から煙が立ち上る家も多く見かけます。そんなある日、ご近所(徒歩2分)のおしゃれなお宅で薪ストーブを拝見させて頂きました。

旧知のお宅

偶然、移住先のアパートの近所に、だんなが懇意にしているMさんのご実家があります。どのくらい近所かというと直線で約50m、煙突から立ち上る煙で薪ストーブに火が入ったかどうかが一目瞭然の距離です。

この冬一番の寒気が入った12月の週末、Mさんが帰省された機会にお呼ばれに預かりました。そして、薪ストーブにがんがん薪をくべながら美味しい手料理を戴きました。

国産薪ストーブ
ご使用の薪ストーブは国内メーカー「エイトノット(松本市)」のBQモデルでした。大型のドーム型オーブンが特徴のBQモデルです。メーカーさんのサイトには『鶏丸焼きやローストビーフを楽しみたい』という方向けとあります。
1218宮内家薪ストーブ

オーブンだけでなく天板でも調理できます。わが家が導入しようとしているノルンとはここが違って非常に魅力的です。オーブンも大きいし、かなりそそられますね。

Mさん宅でこの薪ストーブをリビングの一角に後付けされたそうで、煙突は壁出しになっています。ゆくゆくはこの家を大幅リフォーム予定で、薪ストーブもキッチンに近い位置に設置し直す計画だそうです。

ストーブ料理
Mさん曰く、オーブンには富士山の溶岩が敷かれているのでそれがお料理を美味しくする、とのこと。薪ストーブは低温維持が難しいのでローストビーフは大変そうなことを言われてましたが、焼き芋やピザなどは絶品なんだそうです。
1218宮内家シチュー
※オーブンの天板で煮込まれた土鍋シチュー

今回は土鍋で煮込まれたビーフシチューに、薪ストーブのオーブンで焼いた焼き野菜を添えて戴きました。シチューは市販のルウや水は使わず、野菜とフォンドボー、赤ワインでベースをいちから手作りし、肉塊(信州牛)を煮込んだとのこと。隠し味には味噌を使っているそうです。
これが大変な絶品!
1218宮内家およばれ
※手作りビーフシチューに焼き野菜を添えて

ストーブの炎を見ながら美味しい手料理の数々と美味しいワイン(私は飲んでませんが)で、お腹も心も満たされた一夜でした。


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因みにわが家が導入したいHeta社の薪ストーブの特徴は?教えを請いに薪ストーブ屋さんを訪ねてみました。


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これから別荘地に建てる定住用住宅には薪ストーブも設置します。わが家はデンマーク・Heta社のノルンに決めました。

薪ストーブの安全対策

わが家が選んだノルンに限らずHeta社の薪ストーブは操作しやすく、炎がきれいなんだそうです。せっかくの炎を見るために、薪ストーブの設置予定場所を玄関土間からリビング南側の窓際に変更したいと、欲が出てきました。
しかし、薪ストーブを所有したことのないわが家では、知らないが故の悩みが発生していました。それは窓際に置くことで樹脂窓が熱に耐えられるのか、それとも窓を諦めて耐熱壁にすべきか、その壁は何センチまでの高さが必要か、壁(窓?)からの隔離距離は?・・・等の安全対策です。
heta-catalog-2
※こちらはノルンの上級モデル、ソープストーンの覆い付きタイプです。
 何の外連もなく置かれてますね・・・

薪ストーブのプロに相談
設置場所の安全対策もさることながら、煙突も重要です。家の設計や、天井や内装の施工などとタイミングを合わせて進めていかないと、後付けはなかなか大変らしいです。
薪ストーブを置くだけなら素人でもできますが、煙突の設計・設置は難しいそうです。煙突の断熱性や設計が悪かったり、掃除などのメンテナンス不良だと内部に煤が溜まり、排気が出来なくなってストーブが燃えなくなります。
ストーブが燃えない事よりも怖いのが、煙突火災です。溜まっている煙突内部の煤が発火して、火災の原因になるそうです。

わが家はそれを恐れて、煙突は薪ストーブから垂直に2階の大屋根を突き抜ける形を予定しています。掃除しやすくて、排気もスムーズだからです。
更に、屋根に突き出る部分(チムニー)は、角トップという四角く煙突を囲む形にしたいと思っています。外気に触れる部分をしっかり断熱し、煙突を保護します。

そこで、煙突の設計・設置に詳しい薪ストーブ専門店さんを探していたところ、全国対応可能な専門店さんをネットで見つけ、先日相談に行ってきました。もちろん、エスネルデザインさんに頂いた家の図面を携えて、です。
かわはら薪ストーブ

頂いたアドバイス
高気密高断熱の30坪の家のリビング窓側に、Heta社のノルンを垂直煙突でに設置したい、というプランは問題ないとのことでした。ストーブに直接外気を送り込む外気給気の配管のことや、窓や壁の安全策も教えて頂きました。
また、天井にはシーリングファンが必須という事と、薪ストーブの暖かい空気を天井からダクトで床下に送って、家中に配る事をお勧めされました。

Hetaの炎
専門店さんの事務所にもHetaの旧型ストーブがあり、私たちの訪問に合わせて実際に薪をくべて迎えて下さいました。Hetaの薪ストーブはどれも操作が簡単で、弱い火力でも燃焼を持続しやすく、わが家にも向いているそうです。

そこで拝見したHetaの炎の美しさにびっくりしました。しっかり薪に火が回って炉内が熱くなり、安定した状態で吸気を絞ると、炉内全面にゆらめく炎が現れるのを見せて頂きました。俗にオーロラバーンとか言われている状態でしょうか。
heta9
※こんな感じでした。専門店さんのサイトの画像、お借りしました。

薪って条件が整うとこんな燃え方をするんですね! キャンプ場の焚火とは違う楽しみ方です。
これは是非、リビングやダイニングからゆっくり眺められるようにしたいです。

因みに、バーモンドキャスティングス社のイントレピッドⅡはウチには向かないとのことです。炉内が狭いので薪を入れたり、炉内での調理は難しいそうです。恐らく操作も、ずぶの素人には手ごわいのかもしれません。Hetaのノルンを選んで正解のようです。

ノルン決定の経緯はこちらにもございます。ご覧くださいませ~


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