高原の小さな家で快適別荘ライフ

エスネルデザインさん設計による、小さくて高性能な住宅を高原に建てました。八ヶ岳の自然に囲まれた別荘地ライフをエンジョイ(?)中です。

2021年05月

わが家は南信の高原別荘地に移住を計画中です。都内から建設予定地に頻繁に通う事が出来ず、初夏になって伸びだした庭木や雑草の手入れが悩ましいです。
その悩みを解決できる(かも知れない)すごいマシンが登場しました。

イセキアグリの乗用モアー
お知り合いのブドウ畑のオーナーさんの所に、ついにこのマシンが納車されました。うちのだんなは今回それに立ち会って、試乗させてもらいました。

乗用モアーRMK151軽
※イセキアグリ乗用草刈機「乗用モアーRMK151」。別名ラビットモアー

イセキアグリのラビットモアー
農作業車だと舐めてはいけません。エンジンはカワサキを搭載し、この乗用モアーによるレース(MOR-1グランプリ)も開催された、高速マシンなんです。
もちろん速いだけじゃなく、車体の左側(写真では右側)に装備されている補助タイヤ付きの回転刃が、実にいい仕事するんです。
ラビットモア納車0529
※回転刃が折り畳まれている状態。これで軽トラの荷台にぴったり収まります。

早速、真価を発揮
雑草が地面ギリまで刈り込まれているだけではありません。見事にブドウの苗木を傷つけずに、際まで刈り込まれています。さすが日本車、芸が細かいです。
ラビットモア試乗0529
※畑の高速マシン、ラビットモアー。葡萄畑でも爆走中!

こんな凄いマシンがお借りできるなんて・・・ウチの敷地だったら1000㎡の草刈りが10分で終わる、とだんなは申しておりました。
こうなったら、わが家の敷地までトランポ(軽トラ)をレンタルするか?

わが家の敷地も雑草が伸び始めて、だんだんヤバくなってきました。その様子がこちらです~


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先日、自分用に卵・バター・牛乳を使わない “ブリオッシュもどき” を試しに焼いてみたのですが、散々な出来でした。膨らまないしパサパサして・・・形状からしても油の多いおやきみたいでした。
油脂を超高配合する場合は、卵の乳化作用が働かないとダメなんですかね? 仕方なく食べていますが、確かにその原材料(マーガリンとショートニング)じゃ、ブリオッシュとは言い難いなぁ。

正当なブリオッシュ
今回はバターと卵がたっぷり入った、リッチなレシピの正当なブリオッシュです。バターはNZ産グラスフェッド使用です。

余談ですが、グラスフェッドバターは健康上望ましいとされるω3系の不飽和脂肪酸が多いとされていて、脂質異常症のリスクを避けるにはいい油脂です。ブリオッシュにこんなにバター入れるんだったら、気休めにもグラスフェッドを選択する理由付けにはなります。但しグラスフェッドバターは、いわゆるバターらしい風味がちょっと弱いらしいです。

ブリオッシュ・アテットに挑戦
今回は見様見真似でブリオッシュ・アテットに果敢にも挑戦しました。あのコロンとしたダルマというか、タコっぽい形のパンになるはずでした。
ブリオッシュ焼成前
やってみると、成型の仕方がよく判らないのと、家にはマフィン型しかなかったので、思っていたのとだいぶ違う・・・

焼き上がりました!
うーん、頭がてんでばらばらの自由な奴らが焼き上がりました。ブリオッシュ・アテットの成型は出直します。
試食しただんなの評価は「ちょっとパサパサする様な・・・ブリオッシュってこんなもんか」でした。まあ、悪くはない風でした。
ブリオッシュ焼成後
※彼らは翌日、すべて里子に出されました。

里子先ではワインのつまみに
ブリオッシュをつまみに白ワインを召し上がられたようです。果たして合ったのかな?
ブリオッシュとワイン


色んなパン作りを試行錯誤しています。作ったものの自分で食べられないパンは、(マズくても?)だんなに押し付けています。そのヒドイ一例がこちら・・・


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これから別荘地に建てる定住用住宅には薪ストーブも設置します。わが家はデンマーク・Heta社のノルンに決めました。

薪ストーブの安全対策

わが家が選んだノルンに限らずHeta社の薪ストーブは操作しやすく、炎がきれいなんだそうです。せっかくの炎を見るために、薪ストーブの設置予定場所を玄関土間からリビング南側の窓際に変更したいと、欲が出てきました。
しかし、薪ストーブを所有したことのないわが家では、知らないが故の悩みが発生していました。それは窓際に置くことで樹脂窓が熱に耐えられるのか、それとも窓を諦めて耐熱壁にすべきか、その壁は何センチまでの高さが必要か、壁(窓?)からの隔離距離は?・・・等の安全対策です。
heta-catalog-2
※こちらはノルンの上級モデル、ソープストーンの覆い付きタイプです。
 何の外連もなく置かれてますね・・・

薪ストーブのプロに相談
設置場所の安全対策もさることながら、煙突も重要です。家の設計や、天井や内装の施工などとタイミングを合わせて進めていかないと、後付けはなかなか大変らしいです。
薪ストーブを置くだけなら素人でもできますが、煙突の設計・設置は難しいそうです。煙突の断熱性や設計が悪かったり、掃除などのメンテナンス不良だと内部に煤が溜まり、排気が出来なくなってストーブが燃えなくなります。
ストーブが燃えない事よりも怖いのが、煙突火災です。溜まっている煙突内部の煤が発火して、火災の原因になるそうです。

わが家はそれを恐れて、煙突は薪ストーブから垂直に2階の大屋根を突き抜ける形を予定しています。掃除しやすくて、排気もスムーズだからです。
更に、屋根に突き出る部分(チムニー)は、角トップという四角く煙突を囲む形にしたいと思っています。外気に触れる部分をしっかり断熱し、煙突を保護します。

そこで、煙突の設計・設置に詳しい薪ストーブ専門店さんを探していたところ、全国対応可能な専門店さんをネットで見つけ、先日相談に行ってきました。もちろん、エスネルデザインさんに頂いた家の図面を携えて、です。
かわはら薪ストーブ

頂いたアドバイス
高気密高断熱の30坪の家のリビング窓側に、Heta社のノルンを垂直煙突でに設置したい、というプランは問題ないとのことでした。ストーブに直接外気を送り込む外気給気の配管のことや、窓や壁の安全策も教えて頂きました。
また、天井にはシーリングファンが必須という事と、薪ストーブの暖かい空気を天井からダクトで床下に送って、家中に配る事をお勧めされました。

Hetaの炎
専門店さんの事務所にもHetaの旧型ストーブがあり、私たちの訪問に合わせて実際に薪をくべて迎えて下さいました。Hetaの薪ストーブはどれも操作が簡単で、弱い火力でも燃焼を持続しやすく、わが家にも向いているそうです。

そこで拝見したHetaの炎の美しさにびっくりしました。しっかり薪に火が回って炉内が熱くなり、安定した状態で吸気を絞ると、炉内全面にゆらめく炎が現れるのを見せて頂きました。俗にオーロラバーンとか言われている状態でしょうか。
heta9
※こんな感じでした。専門店さんのサイトの画像、お借りしました。

薪って条件が整うとこんな燃え方をするんですね! キャンプ場の焚火とは違う楽しみ方です。
これは是非、リビングやダイニングからゆっくり眺められるようにしたいです。

因みに、バーモンドキャスティングス社のイントレピッドⅡはウチには向かないとのことです。炉内が狭いので薪を入れたり、炉内での調理は難しいそうです。恐らく操作も、ずぶの素人には手ごわいのかもしれません。Hetaのノルンを選んで正解のようです。

ノルン決定の経緯はこちらにもございます。ご覧くださいませ~


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訳あって、塩を入れない食パンを焼いてみることにしました。塩の無いパンはイタリアのトスカーノで伝統的に作られていますが、世界的にもほとんど無いそうです。(このパーネ・トスカーノ、イタリア旅行中に食べた記憶があります。)
塩が無いと味に影響する以外に、パンを作るうえで色んな違いが出てくるようです。

生地が引き締まらない
塩は小麦を捏ねる際に、グルテンの形成を促進します。塩が無いので、捏ねても捏ねてもグルテンが弱く、べた付いた緩い生地でした。

発酵が早い
捏上げの温度が低めだったにも拘らず、一次発酵中の生地温度がどんどん上がり、発酵が早かったです。通常の発酵時間で見ていたら、過発酵になってしまいました。
一般的に塩は雑菌の繁殖を抑える働きがありますが、イーストの働きも抑える(コントロール)します。それが無いのでイーストが暴走している感じでした。
塩無しパンフロア
※一次発酵途中です。どんどん温度が上がってくるし、かなり膨らみました。

二次発酵も進みがち
生地を型に入れて二次発酵の際も発酵が進みがちでした。焼き上がった後に断面を見てみると、スダチ(気泡)が丸くて過発酵気味のようでしたが、詳しい方に見て頂いたら想定範囲らしいです。
塩無しパン断面
※塩無し食パンの断面

20年使ってきた三洋電機製のオーブンがいよいよダメになってきたので、今回から三菱電機のオーブンレンジを使って焼くことにしました。とはいえ、これも2004年製なので大差ない年式です。
オーブンレンジは下火が無く、上火だけで焼くので、食パンの様な背の高いパンは上ばっかり焦げてしまう・・・これでも途中でアルミホイルを掛けて、焼き目をコントロールしたんです。
塩無しパン焼き上がり
※焼き上がり直後。上部がかなり焦げてます。
 パンにはコンベクションオーブンというものがお勧めされる理由がわかりました。

因みに焼き立てをしれっとだんなに出したら、それなりに旨い、と言っていたので食べられなくはなさそうです。健康上の理由で塩無しパンを求める方もいらっしゃるので、需要はあるのでしょうね。(今回はバター、脱脂粉乳入りなので自分では食べられません。)


今回のパン作りも米国出身スタンドミキサー選手が働いてくれました。
前回ご報告のスタンドミキサー、初戦は散々な出来でした。


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これから別荘地に建てる定住用住宅には、薪ストーブも設置予定です。わが家はデンマーク・Heta社のノルンに決めました。

高気密の家の薪ストーブは・・・

当初、バーモンドキャスティングス社のアンコール、という中型の薪ストーブを採用しようと思っていました。
しかし、わが家が計画しているような高気密高断熱の家だとオーバーヒートする(ウチの中が暑すぎて、真冬に窓を開ける羽目になる?)というご指摘が各方面から聞かれました。それと併せて、予算的にももう少し安い薪ストーブを探そうということになりました。

ノルンの選定理由

そこで、小型の薪ストーブを探し直す中でHeta社のノルンを見つけました。
この薪ストーブの特徴は高さがあり(約120cm)、スリム(約50cm)で、操作がしやすく、40cmの薪も入れられ、炎が美しく見え、料理もしやすいということです。

でも最も重要な点は、外気給気口がストーブ本体に標準装備されていることです。それも背面か、床下の2ヵ所から選べます。これがないと高気密の家だと陰圧になってしまい、ストーブに空気が旨く供給できなくなりトラブルの原因になります。
HETA ノルン
※Heta社のノルンです。
 販売元のファイヤーサイドさんから画像お借りしています。


薪ストーブの置き場所
当初予定していたバーモントキャスティング社のアンコールはオプショングッズもつけると1m位横幅があったので、家の設計をお願いしているエスネルデザインさんからは、玄関土間での設置をご提案いただいていました。リビングとは壁を隔てますがダイニングからは見える位置なので、それでいいかなと思っていました。

が、せっかくノルンにするんだったらリビングに置きたい、という欲が出てきました。
heta-catalog-2
※ソープストーンタイプのノルン設置イメージです。
 ファイヤーサイドさんから画像お借りしています。


置くならリビングの南側の窓際を考えています。火を眺めながらくつろげるし、調理にも使いやすいですよね。リビングは吹き抜けなので2階からも見えます。

という訳で、改めてリビングへの設置をエスネルデザインさんに相談中です。
(お手間をおかけしております・・・)


ノルン決定までの経緯はこちらにもございます。ご覧くださいませ~


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