高原の小さな家で快適別荘ライフ

エスネルデザインさん設計による、小さくて高性能な住宅を高原に建てました。八ヶ岳の自然に囲まれた別荘地ライフをエンジョイ(?)中です。

2023年08月

昨年、売却した中古プリウスPHEVに代わるマイカーが納車されて約1ヶ月半。再びわが家でPHEV車の充電ライフが再開されました。

賃貸アパートで充電すると・・・
現在、長野県のガソリン価格が日本一高額になっています。ガソリン使用量を減らしたいと、再び仮住まいアパートでPHEV車の充電を再開しました。100Vなので、フル充電までおよそ12時間かかります。
2836551_s
※充電イメージです

しかし、夕食の準備中に帰宅しただんなが車の充電を始めたとたん、ブレーカーが落ちて家じゅう真っ暗に・・・ってことが頻繁に起こっています。

わが家は10アンペア契約のまま給湯機以外の熱源は全て電気に頼っています。エアコン、IHクッキングヒーター、電子レンジ、オーブン、炊飯器を並行稼働時に、PHEV車の充電を始めると、そりゃ~飛びます。

アパートにわが家負担で200Vの電源設置をお願いすることも考えましたが、入居期間が8ヶ月を切った現在、負担分がペイできません。現状のままやりくりするしかありません。

EV車普及って言っても
EV車普及の政策がすすめられていますが、賃貸住宅の設備状況を考えると、EV車への乗り換えは非現実的です。まさに体験中なのでよく解ります。わが家はPHEV車なのでまだしのげますが・・・。
26004928_s
田舎の賃貸アパートに戸数分の200Vの電源設置を義務付けられます? まぁ無理でしょうね。田舎だと一家に1台ではなく、成人1人に1台ですし。

都会の中古マンションに駐車台数分の充電設備設置、ってのも非現実的っぽいですが。


中古プリウスの売却理由はこちらでご報告しております。

宜しければ読者登録下さいまし<(_ _)>

田舎暮らし ライフスタイルブログ・テーマ
田舎暮らし

#PHV車
#EV車
#充電設備

現在、わが家は南信の別荘地に「高気密高断熱」「耐震等級3」の家の建築を計画しています。設計は新潟の個人設計事務所「エスネルデザイン」さん、施工はこの地を知り尽くした㈱カネトモさんです。

スペシャルな大安吉日
わが家の地鎮祭は大安、天赦日、一粒万倍日が重なった、大層お目出たい日に執り行われました。
P8040334
お供え物から神主さんのご手配まで、すべて工務店さんにお願いしました。流石、手慣れてらっしゃるだけあって、立派なテントや祭壇、飾りつけまで卒なく整えて下さいました。敷地も隈なく草刈りされています。
神主さんは諏訪大社本宮の宮司を務められたご経歴のある方で、わが家にはもったいない位です。

工務店さんも社長さんが直々にご参列になり、設計士のエスネルデザインさんも、地鎮祭の為だけにわざわざ200㎞以上の遠路をお越し下さいました。ありがとうございます!

立派な祭壇も
しめ縄や竹、五色布、御幣など、テント内に飾り付けられているものには一つ一ついわれがあるそうです。神主さんに教えて頂いたのですが、さすがに沢山あり過ぎて覚えられませんでした。
P8040336
例えば半紙の飾り「御幣」は、左右で稲妻と稲光を表しているそうです。すなわち「雷→かみなり→かみあり→神在り」という語呂合わせのような意味あいがあって、ここに神が御座せまするよ、ということを知らしめているんですね。

この日はわが家の敷地が特別な神域になった感じでした。

すみずみまで切麻散米
神主さんが神様をお迎えして、お祓いや祝詞をあげられると、次に敷地の隅々に紙片を撒かれました。お米に見立てたものです。
P8040343
家の四隅だけでなく、1000㎡ある敷地の隅々にも撒かれ、これで土地が隈なく清められました。

地鎮の儀で、えいっ!えいっ!えいっ!
神棚の右手側に草が突き刺さった砂山が盛られていて、何だろうと思っていたら、これがかの地鎮祭のハイライト、「地鎮の儀」で使われる「盛座」でした。
P8040351
※盛座の草木に鎌を入れるエスネルデザインさん

この盛座に向って設計者、施主、施工会社がそれぞれ鎌、鋤、鍬を穿つ、「穿初」を行います。私も木で出来た鋤を預かって、「えいっ!えいっ!えいっ!」と発声しながら盛座を突き崩しました。

次に参列者全員が神前に玉串を捧げ、最後にお神酒で乾杯し、ご挨拶をして終わりました。

ご近所にもご挨拶
地鎮祭が終わったら、直ぐ工務店さんと一緒にご近所一軒づつ、工事が始まるご案内に回りました。別荘地なので、猛暑のこの時期にこそ避暑で滞在されているお宅も多く、殆どのご近所さんに直接ご挨拶する事が出来ました。

お陰様ですべてが滞りなく執り行われ、きっと土地の神様もご納得されたことでしょう。どうか事故やトラブルなく、安全無事に工事が進むことを願っております。


工務店さんと契約も済ませたので、着工日には最初のお振込みをしなくては!

宜しければ読者登録下さいまし<(_ _)>
 
 
マイホームランキング
にほんブログ村 住まいブログ 別荘・セカンドハウスへ
にほんブログ村

#工務店
#住宅建築
#マイホーム
#別荘地
#地鎮祭



5年ぶりに百名山と銘打たれた山に登りました。百名山中、最難関とされる剣岳2,999mです。

14食分の食料を持って
8月に入り、天候を読んで出発の2日前に剣岳行きを決めました。余裕をもっての2泊3日の山行です。
前日に食料を買い出しし、パッキング。小屋泊ですが、食物アレルギーの事情で全食自炊なので、だんなと2人分で14食+行動食を持ちました。ザックに詰めるとかなりの荷物量です。

初日は剣山荘まで

初日は移動日です。黒部アルペンルートの長野側、扇沢からアプローチしました。電気バス~徒歩(黒部ダム)~ケーブルカー~ロープウェイ~トロリーバス、と乗り継いで室堂へ向かいます。
IMG_20230801_083841
久し振りの室堂は、夏休みとあって平日でも賑わっていました。
室堂からは剱御前小屋を経由して、剣山荘へ。高山植物のお花畑(チングルマなど)が見ごたえありました。
P8010268
雪渓はかなり溶けて小さくなっていて、しっかり階段状に切ってもらってあったので歩きやすかったです。持参したスノースパイクは出番がなく、単なる重りと化しました。

剣山荘は剣岳に最も近い山小屋ですが、平日とあって空いていました。(シャワーが使える事に驚きました。)

いよいよ剣岳アタック
剣岳の岩稜の鎖場は厳しい上、団体のパーティとかち合うと渋滞するのが通説になっているので、早朝の行動開始が鍵になります。わが家は3時に起床し、朝食抜きでまだ暗い4時前に小屋を出発しました。
登山道の脇では雷鳥が盛んに「グェ~グェ~」と鳴いていますが、暗くてどこにいるのか全く分かりません。

ヘッドランプの明かりで他の登山者の気配は判りますが、前後に付くパーティはありません。焦る必要は無く、所々で行動食を頬張りつつ、じわじわ登っていきます。
DSC02887
日の出を迎えるとガスが出て、これが幸いしました。むしろ回りがよく見えない方が高度感が判らず、恐怖を感じにくかったです。

鎖場が辛い
前半の鎖場はまだ鎖が補助的な存在で、あまり頼らずに登れました。
が、前剣のピークを過ぎると厳しさ増し増しになり、5番目鎖場「前剣の門」からはマジか?!という状態に。ほぼ垂直の絶壁に鎖がかかっているだけに見えます。
DSC02882
※「前剣の門」では追い付いてきた男性に先行してもらいました

更に、取り付き手前の一本橋は幅30cm位で、手すりも何も無いものです。その下は奈落の底の様に何処までも切れ落ちています(多分です→怖くて下を見ていないので、実際の高度は確認不能)。

その後も「マジか~?!」という鎖場が次々現れ、体力的よりもメンタル的に辛い。一瞬「もう止めたい」と思うも、今更行くのも戻るのも地獄。そもそも剣山の山頂近くは上りと下りのルートが分けられているので、逆走もアカンし・・・

だんなも「ここで滑落したら遺体はどうやって回収されるのか」などと考えていた様ですが、私は滑落後のことまで考える余裕もなく・・・。
とにかく目の前の鎖場を「三点支持、三点支持…」と唱えながら攻略するのが精いっぱいでした。

やがてがれ場に出て、初めて山頂直下まで来ている事に気が付きました。いつの間にか、かの(登山者の間では)有名な「カニのタテバイ」も通過していました。
DSC02890N
※山頂直下から振り返った「カニのタテバイ」

DSC02890
※手前の壁面を拡大すると、今まさに通過中の人がいます。これを通って来たのか~

登頂!
途中休憩を入れつつも、ほぼコースタイムどおりの2時間半で登頂しました。やれやれ。
IMG_20230802_064339
※登頂しました!

山頂ではガスも取れ、快晴無風で360度の絶景でした。北アルプスの名峰の数々だけでなく、富士山も白山も・・・登った甲斐がありました!
IMG_20230802_064119
しばしの休憩の後、下山開始です。しかし、またあの鎖場を戻るのか~(泣)。

下山後は温泉だ
剣岳から無事戻った後は、剣山荘で遅い朝食を摂ってデポしたザックを回収し、室堂まで下山。
2泊目は雷鳥沢ヒュッテの源泉かけ流し温泉で、ゆっくり疲れを取りました。
DSC02963
※山スキーで泊まって以来、約30年ぶりの雷鳥沢の温泉。避暑にももってこいでした。

今回はふくらはぎだけでなく、普段登山では使わない二の腕や肩回りが筋肉痛になりましたとさ。

残るは5座
登ってみて、剣岳はやはり色んな意味で別格でした。山容もそうですが、辛さも難易度も。私的には奥穂高岳から大キレット経由の槍ヶ岳に次ぐ辛さでした。

実際、コロナ禍や、体調の面で登山から遠ざかっていた期間もあり、難易度が高い剣岳はもう登れないかも・・・と思っていました。
でも今回の剣岳登頂で、わが家の百名山踏破も可能性が復活しました。残すところ5座、草津白根山、北海道の3山(幌尻、羅臼、斜里)と富士山です。今となっては草津白根山が最も難易度が高いかも(噴火しちゃったので)。


その前の北アルプス山行はこちら、燕岳でした。

宜しかったら読者登録下さいまし<(_ _)>
 田舎暮らし ライフスタイルブログ・テーマ
田舎暮らし

#北アルプス
#室堂
#黒部アルペンルート
#剣岳
#カニのタテバイ
#剣山荘
#雷鳥沢ヒュッテ


わが家の新居は無垢フローリングを採用予定ですが、一部の床を磁器タイル貼りにする計画です。そのタイル選びがようやく終わりました。

タイルの森で迷子に
ダイニングの一部に敷く磁器タイルを選ぶにあたり、選択肢があまりにもあり過ぎて、タイルの深い森で迷子になりました。メーカーさんも沢山あるし、それぞれお持ちの種類もサイズも豊富です。
27219802_s
設計では30cm角タイルが予定されているので、それに沿ったものから選ぶとロスが少ないそうです。

4社からサンプル手配
工務店さんにお手間をおかけ頂き、4社からそれぞれ複数個、サンプルをご手配頂きました。
26372319_s
現物サンプルを手に取って、初めてわかる質感や表面の滑らかさが非常に重要だという事を実感しました。
色味は非常に魅力的なタイルがあったのですが、表面が極端にざらついていたのです。フローリングの延長に敷かれるタイルなので、この滑り係数のギャップがつまづきの原因になりそうです。色味だけで選ぶのは断念しました。

オオムラさんのトスニア ラスト
そこで選んだのが、オオムラさんの「トスニアラスト」です。オオムラさんはエスネルデザインさんからお勧めされたメーカーさんで、30cm角タイルが豊富でお値段もこなれていました。
トスニアラスト300角
※オオムラさんの「トスニア ラスト」

ようやくタイルの森から抜け出す事が出来ました。やれやれ。


タイル選びで迷子になった経緯はこちら。

宜しければ読者登録下さいまし<(_ _)>
にほんブログ村 住まいブログ 別荘・セカンドハウスへにほんブログ村 
#無垢材
#フローリング
#室内床タイル
#磁器質タイル
#ダイニング
#オオムラ

このページのトップヘ