高原の小さな家で快適別荘ライフ

エスネルデザインさん設計による、小さくて高性能な住宅を高原に建てました。八ヶ岳の自然に囲まれた別荘地ライフをエンジョイ(?)中です。

2024年09月

別荘地に建てた新居に住み始めて3ヵ月が過ぎました。その感想と、夏の住まい方をご紹介しています。今回は下屋と太陽光についてです。

南向き大開口
今夏も猛暑に見舞われた日本列島。標高1130mでも30℃を超す日がありました。こんな日はできるだけ太陽光を家に入れたくないものです。

新居は吹き抜け部分が真南に正対し、大開口となっています。ここからまともに真夏の太陽光が射し込んだら、暑くて・・・というのをちょっと警戒していたのですが、現実は全く違ってました!
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※吹き抜け部分の大開口

真夏、真南の太陽は入って来ない
軒や下屋がしっかり張り出していれば、真夏の正午前後に最も避けたい太陽光は射し込まない、というのは本当でした。理屈では判っていても、これまで住んだマンションやアパートでは太陽光が容赦なく室内に入り込み、また暑さも辛かったのでつい身構えていました。
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※吹き抜け部分の大開口

ウッドデッキも下屋で覆われ、きちんと日陰になるので快適です。午前中の東からの太陽光はルーバーのお陰でスリット状にしか射し込まず、これまた気になりません。
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何もかもきちんと設計された住居の快適性を思い知りました!(^^)!

西日は要注意
8月になると、ウッドデッキ、1階リビングと2階寝室は14時頃から西日が気になりました。そこで室内はロールスクリーン等で遮光したり、ウッドデッキはサンシェードを取り付けられるようにしました。
IMG_E2909リビング窓
※南西の角は下屋が無いので午後の太陽光が入ります

将来的には広葉樹を植え直して、外から夏の西日を遮られたら・・・と思っています。そもそもこの住居の設計時には西側は木々で鬱蒼としていたので、私たちが伐採しなければ西日問題は無かったはず(-_-;)


尚、西日は射し込んでも、室内は適温のままなので快適さにはさほど影響していません。高気密高断熱住宅の夏の空調はこちらでご紹介しています。

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#下屋
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#太陽に素直な設計
#西日
#高気密高断熱

6月某日、自分で自分を下屋の上に締め出してしまう事件がありました。

家の中は無人
土曜の夕方、事は起こりました。
ふと気の迷いで下屋の上に出て、吹き抜けのFIX窓を外から拭き掃除しました。勿論、自分が出た外開き窓も拭きました、一旦閉めた上で。

で、室内に戻ろうとしたら、外開き窓は自動でチャイルドロックがかかり、外側からは開けられなくなりました。そうです、下屋の上に自分を締め出してしまったのです。
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※事件現場の外開き窓とFIX窓

スマホは家の中に置きっぱなし。持っているものと言えば雑巾だけ。自分のあほさ加減にうんざりです…
そしてこの日に限って、だんなは100㎞離れた町で泊まり勤務、帰宅しません。家の中は無人です。誰にも助けを請う事が出来ない状態です。

絶体絶命の大ピンチ!
屋根の上で呆然としているうちに時刻は過ぎ、既に午後6時半近く。夕闇迫ってきました。
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※この上で呆然・・・(-_-;)

別荘地なので普段から人通りは少なく、休日の夕食時とあってご近所様も家の中で団らん中。叫んでも住宅が近接していないので声は届きません。

更に最悪な事に、屋根の私を発見してもらっても1階は全て施錠してあります。外から家に入って、チャイルドロックを解除する事も出来ません。

わが家は基礎だけでも140㎝の高さがあり、その上の2階部分となると地上から4m程の高さがあります。運動音痴なので、飛び降りたら骨折は自明です。
・・・このままとっぷり日が暮れたら、翌朝まで発見される可能性は皆無! 絶体絶命です。6月とはいえ、標高1130mの夜は寒いに決まってます。

ご近所様連携で救出
と、ここで奇跡的に2軒先のご近所さまが庭先に出てこられました。これを逃すまじと力の限り叫んで、私を見つけて頂きました。

ここからご近所様数名の連携で救出作戦が遂行されました。
梯子を当てても届かないので軽トラを調達。荷台から梯子を屋根にかけ、まずは私を下屋から降ろして頂きました。代わりに下屋に上がり、金具を駆使してチャイルドロックを解除。家の内側から玄関を開け、家にも無事入れるようにして頂きました。た、助かった~

かくしてご近所様は皆様、命の恩人です。ありがとうございました! このご恩は一生忘れません。せめてものお礼に、笑い話として話のネタにしてください。
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※件のチャイルドロック。普段は施錠もしています。

そして新居の機能が理解できてないうちは、単独で新しい事をしない方が良いとしみじみ反省しました。


粗忽者なので、他にもいろいろやらかしてます(-_-;)

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#チャイルドロック



別荘地に建てた新居に住み始めて3ヵ月が過ぎました。その感想と、夏の住まい方をご紹介しています。今回は住居内の環境が変わったことで、私の健康上での大きな変化がありました。

冷え性歴、55年以上
幼少の頃から酷い冷え性です。特に都内在住時が酷く、真夏でも長ズボンの下にトレンカを履き、靴下は2枚、冷房の効いた室内では必ず長袖を重ね着していました。
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信州に移住しても、仮住まいのアパートでは夏でもネックゲイターと靴下は欠かせませんでしたが・・・

マシになった…かも
新居に来て3ヵ月、冷え性が緩和されたようです。特に床からの冷えを感じにくくなりました。柔らかみのある無垢・無塗装の針葉樹(米松)は触っても冷たくない。これが大きいようです。
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※新居の寝室も無垢の米松フローリング

これまでの住まいは「木目調の化粧シートを張り合わせた複層フローリング材」と、「住居内寒暖差のある環境」でした。その生活が一変した訳です。床材は『固くて冷たい』ものだと思っていましたが、そうじゃなかった。

室温と床材のw効果
この夏、新居ではTシャツ姿で首周りも覆わず、靴下も履かずにいる事が多くなりました。米松の無垢の床材と、昼夜・居室を問わず24~25℃と安定した室温が功を奏しているようです。

寒冷地のこの地で冬を迎えても、この調子で酷い冷え性がぶり返さなければ有難いです。わが家は床下エアコンで床下から全室を暖める構造なので、きっと大丈夫・・・


新居の空調についてもご紹介しています。宜しかったらこちらもどうぞ~

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