家が建つ㉚珪藻土塗装にトライ～技術編～ : 高原の小さな家で快適別荘ライフ

３月某日、いよいよ施主による内壁の珪藻土塗装が始まりました。人生初の壁塗り作業です。

◆と言っても壁全部ではない
実は我々施主が塗るのは手の届きやすい壁だけです。
全ての下地塗り作業と、珪藻土塗装も天井や吹抜け、階段など難しい箇所はプロの職人さん達に仕上げて頂きます。
しかも材料の手配、調合もすべてやって頂き・・・なんて甘っちょろい施主DIYだこと。

◆達人の手際は鮮やか過ぎて
この日は既に難しい部分を職人さん達が３名体制で珪藻土塗装に着手されてました。難易度の高い天井部分の塗装も手慣れたものです。
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※達人はこんな難しい部分も手際よく塗られてます

その作業の手を止めて、私達に塗装の手ほどきをして頂きました。
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※この道50年、超・達人の職人さんによるご指導

達人の手際を見せて頂くとすごく軽やかで、簡単に塗れるように見えるんです。ところが・・・

◆ど素人の施主が塗ると
いざ取り掛かってみると、まずコテ板から珪藻土がコテに乗らない。コテに取り分けても、取りこぼして床に材料をボテボテ落としてしまう。
何とか壁に乗せても伸びないし、均一に塗れないし、誤ってコテがペタッと壁に張り付くと表面は荒れ荒れになるしで、四苦八苦です。

硬貨を１枚挟んでいるくらいの感覚で均一に伸ばすのがコツだそうですが・・・
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※あまり客人の目に触れない寝室から塗装しています

道具の取り回しにも慣れていないため、折角塗った箇所を自分が持っているコテやコテ板でつついてしまってはやり直し。
更に酷いのは、折角、職人さんが美しく塗った天井をつついてしまい、台無しにするという事をさんざんやらかしました（まだ乾き切っていなくて柔らかい状態だったため）。

◆２週間で終わりそうにないゾ
同じ個所は２回塗らなくてはなりません。下こすり（１回目）が適度に乾いてから本塗り（２回目）をします。そのため、初日は２階の寝室の南と西の壁だけで終わってしまいました。
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※下手くそなので１日作業すると、こんな珪藻土まみれの状態に

これが２階だけでもクローゼット、小上がり、書斎１、書斎２とあり、１階は更に広い面積が待ち受けてます。２週間で塗り終えてやるぜ、と軽く見ていた私の考えは初日であっさり打ち砕かれました。
さ、３週間で終わるかなぁ・・・

仮住まいと建設現場は約100㎞離れています。往復４時間、杖突峠を越えて現場に”通勤”してますが、これも結構こたえますわ～（運転はだんな任せですが）。
※珪藻土塗装の話題はまだまだ続きます。

塗装の養生のコツはこちら！

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