高気密高断熱住宅のわが家は、吸排気が個別設定可能な第一種換気システム設置の上、薪ストーブを導入しました。この組み合わせは、薪ストーブの点火においても有利なようです。

吸排気個別設定可能な換気システム
わが家に設置して頂いた全熱交換式の第一種換気システムは、給気と排気のレベルをそれぞれ個別に設定できます。この機能が実に役立っています。
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通常は給気1、排気4で運用しています。

薪ストーブ着火時は正圧に
薪ストーブを着火する前に、換気システムのレベルを給気MAX、排気MINに切り替えます。つまり室内を強い正圧状態にし、煙突へと空気を押し出す流れを強引に作り出す訳です。
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着火前から、既に煙突に向かう上昇気流が炉内に発生しているので、牛乳パック1枚とバーナーだけで簡単に焚き付け材に燃え移ります。
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無事、着火出来たら換気システムは通常運転レベルにダイヤルを戻します。

固形燃料の着火剤にはまだお世話になった事がありません。あとは焚き付け材がよく乾いていることですね!(伐採した細い庭木のお陰で、焚き付けにも事欠きません。)
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※自家製焚き付け材

超高気密だからこそ
煙突への空気の流れが作り出せるもう一つの理由が、気密性能にあります。家のC値は0.24cm₂/m₂と、超高気密です。
低気密で正圧にしても、家のいろんな隙間から空気が出て行ってしまいます。その点、わが家は空気の出口を煙突に集約できます。高い気密性能があるからこそ可能な効果かと思います。


実は、薪ストーブを初めて点ける直前まで、煙突から思いっきり逆流入している事に気づいていませんでした。ヤバかったです。

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