高原別荘地のわが家で過ごす初めての冬です。今のところ1月中旬が最も寒く、最低の最低気温は-13℃です(早朝は室温との差が30℃!)。家の暖かさを一層有難く感じます。

高気密高断熱住宅の全館暖房で
エスネルデザインさん設計のわが家は、床下エアコン1台で家じゅうの暖房を賄っています。

厳冬期でも隅々まで23℃前後を保てており、家のどこか(例えば浴室やトイレ、玄関など)で寒さを感じるという事がありません。
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※暖房用の床下エアコン。戸棚に収納され、木製カバーで下半分が覆われています。

これが実に生活の上で快適です。

引越す前に住んでいた、下伊那の仮住まいアパートでは冬季、玄関・浴室・トイレの寒さが特に酷かったです。「冷蔵庫か?!」と揶揄したくなる、旧わが家の3大冷場でした。
玄関ドアなんて、内側が凍り付いていましたっけ。

床下エアコンの暖気の上り口
現在のわが家は、床下エアコンの暖気が玄関横の階段の他、2ヶ所の通気口から1階に上がるように設計されています。その通気口のある場所が、トイレの床と脱衣室の床です。

最近、その意味にようやく気付きました。住み始めて9ヶ月になって、やっと…(-_-;)
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※トイレ床の通気口を上から見た図。何の変哲もないスリットですが…

パンツを脱ぐところが暖かい!
つまり通気口2ヶ所は「服を(パンツを)脱ぐところ」だったんです! トイレと脱衣室を特にしっかり暖めるように考えられていたんですね。

うすぼんやり「床下からの通気口ってなんだか地味なところにあるもんだな~」ぐらいにしか思っていなかったんですが、流石の設計です。
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※暖かいトイレは幸せだ~

あまりにもフツーに快適なので、フツーにこの暖かさを受け入れてパンツを脱ぎ、「何故暖かいのか」という事をあえては考えてなかった、というか。
よくよく考えれば大変ありがたいことです。

むしろ、以前の安アパートのように不快すぎると、「何故寒いのか」という事をヒトは一生懸命考え、どうにかしようと対策を講じます(さほど効果はありませんでしたが)。
ヒートショックは命に関わりますからね。
ヒートショック イラスト
※脱衣室やトイレが寒いと命の危険があります

玄関も寒くない
玄関も暖かく、帰宅して家に入った瞬間から有難味を感じます。

家の中にいても、玄関の出入りに伴う外気の流入で冷気を感じる事もありません。玄関横の階段を通じて床下からの暖気がダイレクトに玄関を暖めているからです。
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※玄関からリビングダイニングまでフルオープンで暖かい!

玄関ホールも区切りが無く、そのままダイニングに直結しているので、玄関から家全体を暖める流れになっています。

ありがちな家の3大冷場「玄関・トイレ・脱衣室(浴室)」が、常に暖かく快適な状態にあるのは、幸せな事です。昨冬までのアパートの悲惨な状況を思い出だし、改めて今の環境に感謝しています。
床下エアコンの暖気の流れが計算しつくされた高気密高断熱住宅の真髄を、厳冬期になってようやく理解した次第です。


しかも、晴れればこの時期でも日中は無暖房で快適です。

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