会社を辞めた最も大きな理由は、2021年、我が家は高原の別荘地に移住しよう、という事になったからです。

関西の田舎町出身の私は、東京に出てきたのが30代後半になってからと遅く、都会になかなかなじめませんでした。言葉のイントネーション、満員電車、人の多さ、など最初、強いストレスを感じました。
ま、徐々に慣れるんですが、私にとって東京の暮らしは仮の姿、今の住まいも、仮の住まいとの思いはずっとありました。将来は田舎に引っ越したいな、ここはずっと住むところではないな、と。

しかしうちのダンナには、大病院が揃っていて便利な都心の駅近のマンションにこそ、老後は住むべきだとの持論があり、それはその通りなので、このまま今住んでいるマンションに住み続けるのかな~、っと諦めてました。

ところが、新型コロナで在宅勤務が続いたこの夏、ダンナの中で何かが変わったようです。とにかく暑かったらしいんです、家の中が。
うちは南と西に面した中層階の角部屋で、南と西がほぼ窓になっており、西には遮る建物が無く開けてるんですね。それが災いして、真夏の西日がどんなに暑さをもたらすか・・・体感したらしいんです。
都会の夕日

私は平日日中、常に出勤して自宅に不在でしたので、辟易するほどではなかったのですが、これからますます温暖化が進み、夏の暑さが苛酷になる以上、とっとと涼しいところに移りたい。

というように、ダンナの考えが変わったので、それは私も大賛成でした。

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