折しも寒波で電力需要がひっ迫し、節電が呼び掛けられる事態になっています。それに関連しての話題です。
わが家は別荘地に定住用住宅を建てるにあたり、必要最低限の性能として「高気密高断熱」と並び「耐震等級3」を掲げました。それとともに屋根に太陽光発電パネルの設置を希望しています。
幸いなことに長野県の日照時間の長さは全国トップクラス。その中でも南信は晴天率が高く、特に太陽光発電に向いている地域となります。うちの敷地は360度、日光を遮るものが無いので、屋根を正南に向けて効率よく発電させることもできそうです。
そしてわが家はオール電化にする予定です(薪ストーブは別として)。太陽光の自家発電で、気兼ねなくエアコンを通年稼働させます。(そうでないと根っからの貧乏性なんで、老後は電気代をケチってエアコン入れず、熱中症になるタイプ。)またキッチンは火事になりにくい、IHクッキングヒーターにしたいです。当該別荘エリアは都市ガスが無く、プロパンガスになってしまうので、その発注手配の手間を省きたい。そして2台購入予定の自家用車の、少なくとも1台は充電可能なハイブリッド車を導入したいです。
今後、電気料金はますます高くなる一方です。節電してても前より何だか電気代高いなー、っといつも思ってました。実は2012年から、各家庭の電気料金には「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が上乗せされています。再エネ発電された電気を買い取った経費を、電気を使っている庶民に負担させる仕組みですね。しかも2012年は1kwhあたり0.22円だったものがじわじわ値上げされて、今は2.98円/kwh。なんと13.5倍です。インフラでこんな値上げ率ってなかなかないです。
それだけじゃありません。今年秋から、電力を送る料金「託送料」に原発処理費用も上乗せされます。これだってどんどん値上げされるかも・・・
だったら自分の家で再エネ発電して、こんなの徴収されない側になりたい。しかも余った電気は(安いけど)売れるんです。今は太陽光発電の性能も良くなって、安くなって、メーカー保証期間も長くなっていて、10年間で設備投資分は回収できるという事だそうです。(10~15年でそれらの設備は買い替えになります。)
太陽光発電は初期の売電価格があまりにも良かったので、今はメリットが無いと言われています。でもそれはビジネスで儲けようとする方々の話です。うちの場合は儲ける目的ではなく、小さく自家消費用を発電して、電気を買う量を減らそう。あわよくば余ったら売ろう。そしてCO2削減にもちょっとは貢献しよう、ということです。でもそれは私の考えであって、だんなはもうちょっと違う考えのようです。
それは災害の懸念です。
東京に住んでいると本当に停電がありません。自分が上京してから20年間(瞬電は別にして)、ほぼ停電を経験していません。東北大震災の計画停電ですら対象外のエリアでした。いかに東京が、特に23区内が優先して守られているか。これが当たり前の感覚でいてはいけない、とだんなは言います。地方の電力事情はもっとぜい弱だし、温暖化で未曽有の災害が起きるリスクが高くなっている。台風はますます巨大化するといわれているし、実際に長野県は2019年、19号の集中豪雨による大水害がありました。糸魚川ー静岡構造線も走っているので、大地震のリスクもあります。どの地方の方も皆さん何となく感じていると思います。それらに対処するのが自分ちの太陽光発電と蓄電池、なんだそうです。ははーっ
更に薪ストーブについて。災害などで冬、長期停電となった際に家の太陽光発電と蓄電池だけで賄えない、あるいはそれらも故障する可能性だってゼロではない。そのバックアップとして薪ストーブを持っておきたいと申しております。私の頭では「オシャレで調理もできる素敵な暖房器具、やっぱ高原の別荘なら薪ストーブでしょ!」という発想以外の何物でもないですが・・
※イメージです
既に日本は異常気象時に、電力がひっ迫するような状況です。冬だけでなく、猛暑時もです。今後ますますこのような事態が起こる頻度は高くなるのでは? 自家発電とエネルギーのバックアップは重要かと思われます。
そういえばオール電化にしておかなくてよかったな、というシチュエーションが東北大震災の計画停電時にもありましたね。
わが家は別荘地に定住用住宅を建てるにあたり、必要最低限の性能として「高気密高断熱」と並び「耐震等級3」を掲げました。それとともに屋根に太陽光発電パネルの設置を希望しています。
幸いなことに長野県の日照時間の長さは全国トップクラス。その中でも南信は晴天率が高く、特に太陽光発電に向いている地域となります。うちの敷地は360度、日光を遮るものが無いので、屋根を正南に向けて効率よく発電させることもできそうです。
そしてわが家はオール電化にする予定です(薪ストーブは別として)。太陽光の自家発電で、気兼ねなくエアコンを通年稼働させます。(そうでないと根っからの貧乏性なんで、老後は電気代をケチってエアコン入れず、熱中症になるタイプ。)またキッチンは火事になりにくい、IHクッキングヒーターにしたいです。当該別荘エリアは都市ガスが無く、プロパンガスになってしまうので、その発注手配の手間を省きたい。そして2台購入予定の自家用車の、少なくとも1台は充電可能なハイブリッド車を導入したいです。
今後、電気料金はますます高くなる一方です。節電してても前より何だか電気代高いなー、っといつも思ってました。実は2012年から、各家庭の電気料金には「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が上乗せされています。再エネ発電された電気を買い取った経費を、電気を使っている庶民に負担させる仕組みですね。しかも2012年は1kwhあたり0.22円だったものがじわじわ値上げされて、今は2.98円/kwh。なんと13.5倍です。インフラでこんな値上げ率ってなかなかないです。
それだけじゃありません。今年秋から、電力を送る料金「託送料」に原発処理費用も上乗せされます。これだってどんどん値上げされるかも・・・
だったら自分の家で再エネ発電して、こんなの徴収されない側になりたい。しかも余った電気は(安いけど)売れるんです。今は太陽光発電の性能も良くなって、安くなって、メーカー保証期間も長くなっていて、10年間で設備投資分は回収できるという事だそうです。(10~15年でそれらの設備は買い替えになります。)
太陽光発電は初期の売電価格があまりにも良かったので、今はメリットが無いと言われています。でもそれはビジネスで儲けようとする方々の話です。うちの場合は儲ける目的ではなく、小さく自家消費用を発電して、電気を買う量を減らそう。あわよくば余ったら売ろう。そしてCO2削減にもちょっとは貢献しよう、ということです。でもそれは私の考えであって、だんなはもうちょっと違う考えのようです。
それは災害の懸念です。
東京に住んでいると本当に停電がありません。自分が上京してから20年間(瞬電は別にして)、ほぼ停電を経験していません。東北大震災の計画停電ですら対象外のエリアでした。いかに東京が、特に23区内が優先して守られているか。これが当たり前の感覚でいてはいけない、とだんなは言います。地方の電力事情はもっとぜい弱だし、温暖化で未曽有の災害が起きるリスクが高くなっている。台風はますます巨大化するといわれているし、実際に長野県は2019年、19号の集中豪雨による大水害がありました。糸魚川ー静岡構造線も走っているので、大地震のリスクもあります。どの地方の方も皆さん何となく感じていると思います。それらに対処するのが自分ちの太陽光発電と蓄電池、なんだそうです。ははーっ
更に薪ストーブについて。災害などで冬、長期停電となった際に家の太陽光発電と蓄電池だけで賄えない、あるいはそれらも故障する可能性だってゼロではない。そのバックアップとして薪ストーブを持っておきたいと申しております。私の頭では「オシャレで調理もできる素敵な暖房器具、やっぱ高原の別荘なら薪ストーブでしょ!」という発想以外の何物でもないですが・・
※イメージです
既に日本は異常気象時に、電力がひっ迫するような状況です。冬だけでなく、猛暑時もです。今後ますますこのような事態が起こる頻度は高くなるのでは? 自家発電とエネルギーのバックアップは重要かと思われます。
そういえばオール電化にしておかなくてよかったな、というシチュエーションが東北大震災の計画停電時にもありましたね。
コメント
コメント一覧 (6)
もちろん日産リーフの中古車を激安で買うというのもアリです。一時期あまりの安さにアフリカあたりに輸出されていたという噂もあります。
まめじか
がしました
まめじか
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この状況では、電気自動車の充電に回す余裕などどこにもありません。夏の太陽光発電の電気が余っている時には電気自動車に余った電気を充電してもネットワークは維持できるし余剰電力の吸収になるのですが、冬はどうしようもないですな。冬のブラックアウトでオール電化の家は完全アウトです。
なので、自動車の完全電動化などは日本では百害あって一利なしです。先日の高速道路の立ち往生でもあの中に電気自動車が一台でも混じっていた日にはさらに大変です。運転手は凍死の危機、電池の切れた電気自動車は動かせない。なのに、ガースーは誰に何を吹き込まれたのか脳天気なせいさくを発表してましたね。全く困ったものです。
なので、うちは電気のいらない石油ストーブを買い足しました。二月に備えて。
まめじか
がしました