高原の小さな家で快適別荘ライフ

エスネルデザインさん設計による、小さくて高性能な住宅を高原に建てました。八ヶ岳の自然に囲まれた別荘地ライフをエンジョイ(?)中です。

カテゴリ:住宅建設 > 自邸建設

新居の建築が大きく遅れた原因の埋設廃管。その残りを撤去して頂きました。

過去の遺物に振り回されました
家の基礎工事を始めたとたん、発見された塩ビの配管。20年ほど前に埋設されたと思われ、別荘管理会社にも経緯が分かる人は既にいなくて、基礎工事は調査の間中断し、撤去の確認に手間取りました。
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※昨年、基礎工事開始直後に発見された廃管

無用のものだと確認が取れ次第、住居の基礎にかぶる部分だけ先に配管を撤去してもらいました。建設作業が再開できたのは昨年の10月、地鎮祭から2ヶ月以上経ってしまいした。

それから6ヶ月、4月に入ってようやくウッドデッキも完成し、残りの配管が撤去できるところまで漕ぎつけました。

南側の配管を撤去
残りの配管がまだ家を挟んで敷地内の南と北に埋まっています。方向的には間違いなく両隣の敷地にも延伸していると思われたのですが・・・

いざ掘り進んで頂くと、件の配管は南側の隣接敷地には至っておらず、わが家の敷地内で雑に折られて無くなっていました。
恐らく15年前のお隣さん基礎工事の際に、お施主さんに報告なしでかかる部分だけ撤去したと思われました。てきとーやなぁ。
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※敷地の南側から撤去された配管

北側も撤去
北側は予想通り隣接敷地内に延伸していました。境界から先のことは管轄外なので基礎屋さんも手は付けません。多分この別荘管理会社の体質からすると、次に事が起こるまで配管は放置でしょう。
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※敷地の北側に埋まっている配管

要らないものが地中から無くなって気持ち的にスッキリしました。やれやれ。
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※こちらも無事、撤去して頂きました! ありがとうございます

この想定外の埋設廃管が最初に見つかった時の様子はこちら。これで基礎工事が3週間遅れました。

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わが家を施工して頂いている職人さん達、なかでも左官職人のプロの技術を実感しました。対して素人が初めて塗装するとどうなるか、それも思い知りました。

高品質の職人技が光る
プロの職人さんが塗って下さった2階の天井付近を是非見て頂きたいです。
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なめらかに塗られた珪藻土はしっとりとした印象があります。ほのかな陰影があって、私は美術館にいるような芸術性を感じました。これは間違いなくわが家のイチオシ部分です。(まぁ、自分ちなのでかなり親バカです。)

もちろんこれは廻り縁の無い、エスネルデザインさんの設計あっての美しさです。廻り縁があったら魅力8割減かも、です。板張りの天井も考えましたが(予算的に採用できず)、珪藻土にしてよかったです。

対して施主DIY部分は
自分達が塗った箇所は職人さん仕上げとはかなり風情が違ってます。
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※施主が最初の頃に塗った壁。寝室なので、速やかに眠れば塗りむらは目に入らないはず。

例えるならプロが塗った部分は絹ごし豆腐で、自分達のは木綿豆腐ですかね。
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※達人の職人さんによる滑らかな「絹ごし豆腐」の壁

コテ仕上げも様々な塗り方が選べるはずですが、如何せん素人にはそこまでの余裕がありませんでした。まともに塗ろうとするのがやっとです。

珪藻土の最後のチャンス?
建設中のわが家を手掛けて下さっている大工さん、左官職人さんは全員が70~80代だそうです。建築現場は技術を極めたこの世代に支えられていて、この方々の引退時期が迫っているのが現実です。

わが家にとっては珪藻土塗装という贅沢が選択できた、最後のチャンスだったかもしれません。


珪藻土塗装にトライするとはどういうことか、のご紹介はこちら!

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施主DIYで新居の内壁に珪藻土塗装しました。実際にやってみると様々な部位で戸惑います。

廻り縁の無い天井
設計士のエスネルデザインさんは内装に余計なデザインを入れず、室内装飾を極めてシンプルにされてます。天井と壁の境の「廻り縁(まわりぶち)」も無いし、壁と床の境の「巾木(はばぎ)」も最小限です。これが室内を潔くすっきり見せてくれます。
廻り縁無し
※新居の廻り縁の無い天井付近

こちらは廻り縁のある一般的な天井です。印象が全く違いますね。
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※現在仮住まい中のアパートの廻り縁

天井との境目は
天井の塗装は素人には難しいとのことで、わが家はすべて職人さんに先に塗っておいて頂きました。これが乾いたのを見計らってから、私たちが壁に塗装しました。

廻り縁が無い境目は水で湿らせた刷毛でなぞって整える、という事を教えて頂きました。その際、塗った珪藻土がある程度乾いてからがポイントです。刷毛に少し珪藻土を付けても良いそうです。
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今回、職人さん達から色んな事を教わりながら一緒に珪藻土塗りができて、非常に恵まれていたと思います。


天井際よりも難しかったのが出隅でした。何度やってもきれいにできません。

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玄関たたきとダイニングの床の一部にタイルを貼って頂きました。3日間かけての作業となりました。

レーザー墨出し器
モルタルは1晩で固まるので、翌日にはすぐタイル貼りが開始されました。
始めに小さいR2-D2のような測定器(レーザー墨出し器と言うらしい)で水平と垂直をとります。
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※レーザー墨出し器、初めて見ました。小さいのにできるヤツです。

玄関たたきからタイル貼り
職人歴50年の達人によるタイル貼り作業です。
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巾木に合わせて切ったタイルを先に貼ります。
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玄関たたきから貼られていきます。タイルは標準的な20㎝角のものです。
貼る際には微妙なタイル表面の意匠を確認して、流れを合わせて下さってました。ありがとうございます!

フロアタイルはダークな色がお薦めだそうで、墨色に茶色がうっすらランダムに混じるタイプにしました。表面も少しざらついているので、キズや汚れが分かりにくくていいかも(手抜きする気満々?)。

ダイニングのタイル部分は薪ストーブ設置と薪の動線部分、寒さに弱い観葉植物を冬の間並べる場所にもなります。


タイル作業の下地作業編はこちら! 始めて見る物ばかりでした。

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玄関たたきとダイニングの床の一部にタイルを貼って頂く予定です。その工事が始まりました。
フロアタイルの施工は初めて見る事ばかりでした。

下地材の上に
左官職人さんによる壁への珪藻土塗装に区切りがついた所で、次はフロアタイル貼りの作業が始まりました。こちらも同じ左官職人さん達に行って頂きます。
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下地の合板の上に防水シートを貼って、網を乗せらます。その上から大量のモルタルが流し込まれました。
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大量のモルタル
盛られたモルタルの量に驚きました。御歳70代の職人さん達が一生懸命、重いモルタルを運び入れては板で手際よく敷き詰めて行かれました。いやもう、恐縮です。
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一晩、扇風機を当てて乾燥させます。(完成編に続く)


タイルは迷いに迷ってオオムラさんのトスニアラストを選びました

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