高原の小さな家で快適別荘ライフ

エスネルデザインさん設計による、小さくて高性能な住宅を高原に建てました。八ヶ岳の自然に囲まれた別荘地ライフをエンジョイ(?)中です。

カテゴリ:住宅建設 > 家の性能

春のお彼岸ですが、朝夕はまだまだ暖房が必要な時期です。なのに灯油も高騰しているようで…
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実家は石油ストーブ頼り
築60年になる実家は昔ながらの戸建てです。冬の間も何度か帰省しましたが、以前変わらず暖房を石油ストーブに頼る生活です。エアコンもありますが、どうにも親世代はエアコンを使いたがりません。

当時の一般的な低気密低断熱住宅ゆえ、石油ストーブの直火がないと暖まりにくいからでしょうか。ストーブ上部での煮炊きも生活に組み込まれています。
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※イメージです

後期高齢者世帯ゆえの気がかり
離れて暮らす子世代としては、平均寿命を越えた後期高齢者単身世帯の石油ストーブは非常に気がかりです。タンクへの給油も手間で、火災のリスクもあります。室内CO2濃度の健康への影響も気になっています。

なるべく石油ストーブは使わず、エアコンを点けるようにとは説得していますが、長年の習慣は変えられないようです。
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灯油自体は配達してもらっているので、ポリタンクの持ち運びは免れていますが…

実家を反面教師として
高冷地に位置するわが家は、エスネルデザインさん設計の高気密高断熱住宅です。石油ストーブとは無縁で、家じゅうの暖房を1台の床下エアコンですべて賄えます。

厳冬期の夜はエアコンを使わずに薪ストーブを焚く日もありますが、エアコンだけでも室内が21℃を下回る事は無く、充分暖かく過ごせます。実家には申し訳ない気もしますが、これがわが家の日常です。
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いずれ自分も後期高齢者となります。石油ストーブとは無縁で生活できる事を、今からありがたく思う次第です。


ガソリン高騰時には太陽光発電とPHEV車の有難味も増す昨今です。

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ガソリン高騰に衝撃を受けています。せめてもの救いがわが家の太陽光発電とPHEV車です。

ガソリン一気に23円値上げ
いつも給油しているガソリンスタンドも、来週から23円値上げのお知らせがありました。この値上げ幅、マイカーを所有して以来の衝撃価格です。
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前回の給油からトータルで30円ほど高くなる計算です。私の軽自動車の給油は月1ペースなので、駆け込み満タンで1ヵ月はしのげますが、先が思いやられます。

わが家には太陽光発電とPHEV車
わが家がもう1台所有する普通車は、新居建設に合わせて購入したPHEV車です。太陽光発電とセット感覚で導入しました。
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※イメージです

日中の在宅時は発電分で給電できますが、実際には概ね深夜電力で給電しています。普段はほぼバッテリーで走行していますが、月1回は長距離走行後にガソリン給油しています。

電気代はガソリンのように急騰しないので、この情勢下ではますますPHEVのメリットが効いてきました!

売電の恩恵で
そんな折、だんなから昨年のわが家の売電結果が報告されました。昨年1年間で 51,000円です。日中に使わなかった電気を中部電力に売電し、これだけ儲かりました。
(注:わが家はケチって蓄電池を導入しなかったので、日中の余剰電力は売るしかありません)
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※イメージです

この51,000円がどんなものか、思わず計算してしまいました。
仮に200円/Lのガソリンを40L給油するなら、51,000円は6.3回分に相当します。わが家のPHEV車なら半年分くらい? 儲けた分をガソリン代に当てると考えたら、太陽光発電さまさまです。

お日様は値上げしてこないので、今となってはもっと太陽光パネルを乗せたかったです…


春になると気分だけでなく、太陽光パネルの発電力もアップします!

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長らく冬の暮らしは局所暖房と厚着が定番でした。高気密高断熱住宅に引越しして、冬の暮らしもガラッと変わりました。

局所暖房が前提の日本の住まい
実家でも東京でのマンション住まいも、冬は部屋ごとの局所暖房と厚着が定番でした。

子供部屋にもガスストーブとコタツを置いてもらい、祖母が作ってくれた半纏を羽織っていました。
そのままコタツで寝て風邪を引き、翌日も具合が悪いのでコタツで寝てしまい、風邪は治らず、またその翌日も・・・という悪循環にハマったこともありました。
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※イメージです

マンションではリビングだけ床暖房があったので、その上に布団を敷いて寝るようになり、寒い寝室は全く使わなくなった、というお粗末な状態になりました。

いずれも局所暖房が前提の住まいです。部屋から一歩出ると寒い(家の中なのに)・・・
当時は必要な部屋だけ小さく暖めるのが節約で、「家全体を暖めるなんてエネルギーの無駄遣い」と思い込んでました。

エアコン1台で全室23℃
今思えば、局所暖房の方がエネルギーの無駄遣いです。(そうなってしまう低性能住宅の建設を放置してきた施策に問題ありだったのですが。)

今は小さく暖めるだけで、真冬でも家じゅうが暖かい生活が可能になりました。
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※わが家の床下エアコン

わが家の場合は、床面積96㎡の暖房を6畳用エアコン1台で賄えています。この広さには収納に使っている、50㎡の床下が含まれていませんが、床下も暖まっています(床暖房も不要です)。

家じゅう程良い23℃前後の室温で、コタツも半纏の類もすっかり忘れ去りました。


もちろん脱衣室もトイレも暖かいです。お陰で脱衣に抵抗感がありません。

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超すかすかな安アパートから高気密高断熱住宅に引越しし、冬の光熱費が半額になりました。

すかすかアパートでも全室暖房を強行
引越し前、下伊那のアパートで3回、冬を過ごしました。標高は約400m、最低気温はー8℃ぐらいです。

アパートは1階2階合わせて70㎡でした。お家賃なりの低気密低断熱、超すかすか住宅です。そこで、ほぼエアコン1台による全室暖房で越冬を強行しました。
(石油ファンヒーター、コタツ、電気カーペットなどは一切不使用です。)
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そのチャレンジングな冬越しの光熱費を、2023年12月使用分でおさらいしてみます。まず、電気代は 25,962円でした。それにはPHEV車の充電も含まれています。

高額なプロパンガスに辟易
アパートでは給湯のみプロパンガスで、そのガス代は8,386円でした。9.3㎥ しか使っていないのに、高額でした(-_-;) 
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余談ですが、高額ガス代にはウラがあります。
アパート建設時のガス設備工事費をガス会社が持つ代わりに、入居者のガス代にそのコストを上乗せし続けます。大家とガス会社だけが両得になる、安アパートあるあるです。

結果、電気代と合わせると、光熱費は34,348円でした。

高気密高断熱住宅での全室暖房
現在の住まいは標高1,130m。住居はエスネルデザインさんによる、床下エアコン1台で全室暖房を行う設計がなされた高気密高断熱住宅です。昨年のアパートとは、住宅性能に雲泥の差があります。

太陽光パネルも乗せ、余剰電力は売電しています(蓄電池はありません)。
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※太陽光パネルが乗ったわが家の屋根(よく見えませんが…)

仮住まいアパートとの光熱設備、及び光熱費の比較は下記になります。

       新居      アパート
 比較年月  2024/12     2023/12
 暖房    エアコン1台  エアコン1台
       時々薪ストーブ 時々2台稼働
 太陽光発電 最大4.5kwh   無し
 床面積   92㎡      70㎡
 電気代   20,075円    25,962円
 ガス代   0円       8,386円
 売電費   -2,816円     0円
 合計    17,262円    34,348円

薪代は、今のところ敷地内の伐採木による自家製薪なので、ゼロ円とします。

光熱費が半額に
前年の12月と比べ、光熱費が約半額になりました。新居は床面積も増え、気候はより寒くなりましたが、約1万7千円も減りました。
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わが家にとってこの差はとても大きいです。

冬になってから不在時も含め、エアコンの操作で室温はずっと20℃以上を維持しています。
しかも、PHEV車の充電も含まれての 17,262円 です。長野県は日本一ガソリン代が高いので、これも有難いです。給油も遠出する時だけで済んでいます。
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※PHEV充電イメージ

住宅性能を重視した家づくりにこだわってきたので、光熱費のコストダウンは当然の結果です。
が、数値で分かる光熱費だけでなく、数値化しにくい恩恵(家じゅうが冬暖かく、夏涼しいという快適性や、健康面への影響など)の方が、もっと大きく感じています。

まぁ、住居の設備や性能だけでなく、環境も年度も違うので、光熱費を比較する意味があるのか、というツッコミがあると思いますが、それはさておいて。寒い長野県のすかすかアパートでも、主にエアコン1台で過ごしていた、この気概はかって頂きたいです。


2022年、すかすかアパートでエアコン1台全室暖房を始めた当時の様子です。

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高原別荘地のわが家で過ごす初めての冬です。今のところ1月中旬が最も寒く、最低の最低気温は-13℃です(早朝は室温との差が30℃!)。家の暖かさを一層有難く感じます。

高気密高断熱住宅の全館暖房で
エスネルデザインさん設計のわが家は、床下エアコン1台で家じゅうの暖房を賄っています。

厳冬期でも隅々まで23℃前後を保てており、家のどこか(例えば浴室やトイレ、玄関など)で寒さを感じるという事がありません。
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※暖房用の床下エアコン。戸棚に収納され、木製カバーで下半分が覆われています。

これが実に生活の上で快適です。

引越す前に住んでいた、下伊那の仮住まいアパートでは冬季、玄関・浴室・トイレの寒さが特に酷かったです。「冷蔵庫か?!」と揶揄したくなる、旧わが家の3大冷場でした。
玄関ドアなんて、内側が凍り付いていましたっけ。

床下エアコンの暖気の上り口
現在のわが家は、床下エアコンの暖気が玄関横の階段の他、2ヶ所の通気口から1階に上がるように設計されています。その通気口のある場所が、トイレの床と脱衣室の床です。

最近、その意味にようやく気付きました。住み始めて9ヶ月になって、やっと…(-_-;)
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※トイレ床の通気口を上から見た図。何の変哲もないスリットですが…

パンツを脱ぐところが暖かい!
つまり通気口2ヶ所は「服を(パンツを)脱ぐところ」だったんです! トイレと脱衣室を特にしっかり暖めるように考えられていたんですね。

うすぼんやり「床下からの通気口ってなんだか地味なところにあるもんだな~」ぐらいにしか思っていなかったんですが、流石の設計です。
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※暖かいトイレは幸せだ~

あまりにもフツーに快適なので、フツーにこの暖かさを受け入れてパンツを脱ぎ、「何故暖かいのか」という事をあえては考えてなかった、というか。
よくよく考えれば大変ありがたいことです。

むしろ、以前の安アパートのように不快すぎると、「何故寒いのか」という事をヒトは一生懸命考え、どうにかしようと対策を講じます(さほど効果はありませんでしたが)。
ヒートショックは命に関わりますからね。
ヒートショック イラスト
※脱衣室やトイレが寒いと命の危険があります

玄関も寒くない
玄関も暖かく、帰宅して家に入った瞬間から有難味を感じます。

家の中にいても、玄関の出入りに伴う外気の流入で冷気を感じる事もありません。玄関横の階段を通じて床下からの暖気がダイレクトに玄関を暖めているからです。
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※玄関からリビングダイニングまでフルオープンで暖かい!

玄関ホールも区切りが無く、そのままダイニングに直結しているので、玄関から家全体を暖める流れになっています。

ありがちな家の3大冷場「玄関・トイレ・脱衣室(浴室)」が、常に暖かく快適な状態にあるのは、幸せな事です。昨冬までのアパートの悲惨な状況を思い出だし、改めて今の環境に感謝しています。
床下エアコンの暖気の流れが計算しつくされた高気密高断熱住宅の真髄を、厳冬期になってようやく理解した次第です。


しかも、晴れればこの時期でも日中は無暖房で快適です。

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