高原の小さな家で快適別荘ライフ

エスネルデザインさん設計による、小さくて高性能な住宅を高原に建てました。八ヶ岳の自然に囲まれた別荘地ライフをエンジョイ(?)中です。

カテゴリ:新生活 > 別荘地暮らし

春分も近づき、高原別荘地居で過ごす初めての冬が終わりを迎えました。図らずも日々、快適な室内温度を考えながらの生活でした。

これまでの住居では
人生の3分の2を、気密や断熱が一般的な住宅で過ごしてきました。

冬は居室が寒ければ閉め切って暖房を点ける。食事時は台所だけを暖める。就寝時には寝室を一時的に暖め、布団に入る前に暖房を消す。という生活です。そしてそれぞれの室温が何度なのか、確認したことがなかったです。
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特にトイレや風呂場、脱衣所、玄関の室温が低く、就寝中の寝室が10℃を切っていたとしても、何も考えていませんでした(寒いなあ、とは思ってましたが)。

高気密高断熱住宅では
新居に引越し、だんなのこだわりでほぼすべての部屋に温度計が設置されました。(屋外にも3つ、温度計が設置されています!)
おかげで時計を見るように、室温も頻繁に目にするようになりました。
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※スマホに飛ばして記録も取れる温湿度計

そこで自分が快適と思う冬の室温が分かってきました。
安静時は24~25℃が最も快適で、22~23℃だと少し肌寒く感じます。20℃以下では寒いので、厚着するなり暖房(エアコン)を必要とします。私は室温を22~25℃に維持したいです。

WHOは18℃以上を推奨
WHOは冬の室温を18℃以上を推奨していますが、多くの日本の住環境はそうではありません。

国交省の調査(2019年)では、平均年齢57歳の住宅の冬の平均室温は、居間で16.8℃、寝室で12.6℃、脱衣所で12.8℃だったそうです。
日本人は部屋の寒さを「これが当たり前」だと思って生活している状況が窺えます。
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室温と寿命や病気リスクの関係を研究した報告も多数あり、それらから導かれた室温が
18℃以上です。健康寿命を延ばすためにも、改めて室温の重要性を学んだ冬でした。



当地の気候区分は冷涼な寒冷地ですが、家じゅうほぼ21℃を切ることなく初めての冬越しができました。
寒さが強い日の夜は薪ストーブを焚きましたが、室温が簡単に26℃を越えました。Tシャツ短パンで、アイスクリームを食べる気分です(笑)
話に聞く北海道の冬の住居のようで、これはこれで真冬なのに贅沢な事だとありがたかったです。

そんな夜の様子はこんな感じ・・・

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#厳冬期
#蓼科高原
#別荘地
#降雪日
#無暖房
#高気密高断熱住宅


年末まで八ヶ岳山麓で過ごし、正月に疎開した鉢植えのチューリップとビオラ。南国伊勢志摩で順調に育っています。

ダブルデッカー植え
昨夏から始めたはじめてのガーデニング。つい勢いで、チューリップの球根を80球も買ってしまいました。いざ地植えをと思った矢先、鹿の食害が心配になりました。
地方の公園で何万球ものチューリップが鹿によって全滅した、というネット記事を見てしまったのです。
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※こんなかわいい顔して、ダマされないぞ!

わが家の庭は夜間に鹿が我が物顔で出入りし、新しく植えた苗などはかなりの確率でかじられています。
(昨年はカエデ類の苗木、ヒマワリ、コキア、フィソスデギア、コルチカムなどがかじられました。アヤメの実はほぼ全部喰われてました。)

そんな調子なので、チューリップも芽吹き次第、喰われそうです。
やむを得ず地植えを諦め、10月中に60球を植木鉢2つに強引に埋め込みました。ダブルデッカーという2段植えです。(更に一番上にはビオラの苗も植えました。)ダブルデッカー
※ダブルデッカーのイメージ図

芽吹いたら、ウッドデッキの上にでも避難させようとの魂胆でした。

鉢が凍る!
鉢に植えてはみたものの、厳冬期には-15℃以下になる(といわれる)当地です。12月には夜間、ー9℃まで冷えるようになりました。
これでは鉢の中までカチカチに凍りそうです。さすがに球根も凍ったらダメになるのでは?

そこで寒さ対策に鉢をプチプチでくるみ、毎晩、段ボールを被せて隙間を新聞紙などで埋める作業を続けました。・・・が、それを忘れる日もあり、もう球根が凍ってダメになったかもしれません。

結局挫折し、正月の帰省時に、南国伊勢志摩に鉢ごと疎開させることにしました。

疎開先は春みたいなもの
伊勢志摩は氷点下になる事がほとんどなく、八ヶ岳山麓と比べたら真冬でも春みたいなもんです。

その暖かさで、持って行った鉢は1月中旬にビオラが威勢よく咲き始めました。そしてチューリップも芽吹きました。ダメになってなさそうです。

しかも早っや・・・!
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※1月中旬、既にこんな状態に

3月上旬には更に・・・
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ビオラの花も増え、チューリップはわさわさ伸び始めています。今のところ順調そうなので、もうこれで安心です。盛大な開花に期待したいです。


因みに、これらのビオラは初めて種から育てました。

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#ビオラ
#種まき
#鉢植え
#伊勢志摩
#ダブルデッカー
#チューリップ
#鉢植えの寒さ対策







2月下旬、この冬最長の寒波に見舞われました。こんな夜こそ薪ストーブを焚き、Tシャツで過ごしていました。

寒波の間、暖房費はゼロ円
今季最後の大寒波だった約1週間、わが家周辺では概ね真冬日が続き、夜はー10℃前後まで外気温が下がっていました。

雪はほぼ降らず(ちらつく程度)、日中は日差しもあります。氷点下でも太陽が出ている間は暖房不要の暖かさで、夕食時から就寝までの間だけ薪ストーブを焚きました。
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※薪ストーブ「ノルン」のソープストーンタイプ

この様な日はむしろエアコンを使いません。薪は敷地内の木を切った自家製なので、寒い日の方が暖房費はゼロ円です(都合のいい解釈ですが…)。

暖かすぎて、夜は半袖
高気密高断熱性能のお陰で、無暖房のまま夕方になっても22℃以上を維持しています。その状態から薪ストーブを焚くと室温は軽く26℃を越えます。
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※イメージです

なので、夜の間は半袖Tシャツで過ごし、Tシャツのまま寝ています。自分でも寒冷地の冬の夜の恰好とは思えません。

寝室は、薪ストーブの暖気が入って室温が上がり過ぎないように閉め切っておきます(冬布団を使っているので)。

翌朝も適温のまま
深夜も無暖房ですが、外気温-13℃以下の早朝でも家の中は適温(22~23℃)が維持できています。
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※イメージです

薪ストーブ(ノルン)はソープストーンで覆われているタイプなので蓄熱性があり、翌朝でも暖かさが残っています。これも室温維持に一役かっているようです。


太陽が射さない雪の日でも、外気温がさほど下がらなければ無暖房で快適に過ごせました

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高原別荘地のわが家では、布団も屋外に干せません。でも、布団乾燥機もなくても大丈夫です。

屋外に干せない理由
厳冬期の現在は真冬日も珍しくない寒さなので、冬は屋外に干せないのは当然です。また、1年を通じて花粉症の家族がいるのと、別荘地なので景観上、布団も屋外で干せない事になっています。
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冬の日射取得で布団干し
高気密高断熱住宅としてエスネルデザインさんによって設計されたわが家は、正南に向いて大きく開口部が設けられています。そのおかげで冬は太陽光がしっかり入り、室内の吹抜け部分に取り込めるようになっています。
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吹き抜け部分に面した2階廊下には木製手すりが設置されています。ここに布団をかけておくと丁度、日光が当たり、図らずも布団干しが出来ています。

夜もほかほかです
今冬、八ヶ岳西麓は特に雪が少なく、晴天が続いています。よく晴れた日の夜は、より一層布団もほかほかになっていて、ありがたく就寝しています。
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布団乾燥機は使ったことがありませんが、無くても太陽の恩恵で十分です。

夏はエアコンの風で除湿
夏ももちろん布団の外干しはできないので、室内で広げておきます。同じ2階手すりは冷房用に設置したエアコンが直接当たるので、乾いた風でうまい具合に除湿できます。
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※2階廊下の手すりと冷房用のエアコン

因みにわが家は『太陽に素直な設計』がされ、真夏の南からの太陽光は全く室内に入りません。真夏の太陽光は、もはや高原別荘地と言えども温暖化で疎ましいですからね。とても助かっています。


洗濯物も外干ししませんが、乾燥機を使わずとも問題なく乾きます。

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八ヶ岳山麓、標高1,130mのわが家の庭で、初めて種から育てたビオラ。越冬先でもよく咲き始めました。

チューリップと共に植えたビオラ
昨春に八ヶ岳の別荘地に引越し、初めてガーデニングなるものを始めました。
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※ビオラを種まき

いろんな植物を試行錯誤する中で、秋にはビオラを種まきしてみました。その苗をチューリップの球根とともに2鉢に植えました。
地植えしなかったのは、頻繁に出没する鹿の食害を懸念したからです。

しかし厳冬期には-15℃以下になる(といわれる)当地です。植えてはみたものの、鉢植えの球根を上手く冬越しさせられるか不安になりました。悩んだ末、正月の帰省時に2鉢とも、南国伊勢志摩地方に疎開させました。

疎開先で絶好調?!
12月いっぱい寒冷地の寒さに晒したせいか、さすが伊勢志摩の陽気(?)は春と勘違いさせるに十分だったようです。
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疎開先で1月下旬からビオラが元気よく咲き出しました。

しかもいろんな色の種がミックスされた袋を買ったはずなのに、黄色と紫のバイカラーの苗ばかりです。何故なんだ?
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更にチューリップも芽吹いてしまいました。いくら何でも早すぎでは?!

ダブルデッカー植えです
ちなみにチューリップの球根は、どちらの鉢もダブルデッカー植えにしました(地中で上下2段に埋めてあります)。
上手く咲けば豪華な鉢植えになる予定ですが、果たしてちゃんと育つでしょうか・・・
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※イメージです。こんな風に咲いてくれたら御の字ですが…


因みに同じ種から育てたビオラ、なんと厳冬期のわが家の庭でも小さく咲いています!

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